担当者 | 山下 晋一教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
「DMO(観光地域づくり法人)による観光地経営の現状と交通機関の果たす役割」を共通テーマとする。全国で重点支援DMOに認定された32のDMOから各グループが担当DMOを選択しアサインする。
各グループは担当するそれぞれのDMOについて、新聞、T V、W E Bなど様々な情報リソースから関連情報を収集し、PESTEL分析、SWOT分析などの分析ツール、持続可能な観光ガイドラインを活用し、各DMOの組織・財務面も含めた強み、弱み、機会、脅威を分析、明確化するとともに、一次・二次交通の果たしている役割についても把握し、各DMOの現状の課題と今後の解決策について考察する。
各グループはアサインされたDMOについて、各々調査・研究を進め、全体での討論・発表を行いつつ、論文・プレゼンテーション資料を作成・完成させ、秋期末において発表することとする。研究内容によっては、専門の知識を有するゲストスピーカーを招聘することがある。
観光立国政策において早期の観光地経営人材の育成が強く求められている中で、本演習において専門知識の拡充、経営分析・マーケティングなどの実践を通して、観光地経営を担うことができる人材の育成をめざす。
① DMOに関する知識を活用し、DMOの課題と今後の解決策について説明ができる。
② テーマに即した情報収集、レポート作成、プレゼンテーション、調整、総括を行うことができる。
③ 課題認識、分析、課題解決手法を活用することができる。
④ 社会人としてのマナー、対人スキルを身につけ実践することができる。
出席は必須である。
①グループワークへの参加、主体的な貢献、②研究、活動の推進と経過報告、③研究活動成果とその取りまとめ、④グループメンバーレビュー、⑤課題提出状況・評点により成績評価する。それぞれの評価割合は、①25%、②20%、③30%、④5%、⑤20%とする。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | テキストは使用しない。適宜資料を配付する。 | ||
参考文献 | 「観光白書」(国土交通省 HP) | ||
参考文献 | 「数字が語る旅行業」(JATA HP) | ||
参考文献 | 「宿泊旅行統計調査」(観光庁 HP) | ||
参考文献 | 「訪日外国人消費動向調査」(観光庁 HP) | ||
参考文献 | 「登録観光地域づくり法人「登録DMO」形成・確立計画」観光庁 HP | ||
参考文献 | 「日本版持続可能な観光ガイドライン」観光庁 HP |
論文完成に向け、討議、発表用資料作成、最終ドラフト、全体での討論に主体的に取り組む。
知識の習得に継続的に取り組むこと。
課題については回答を取りまとめ期限厳守で提出すること。
自ら積極的な取り組み、発表・討論を期待する。
授業の進行ならびに諸般の事情により、授業計画を変更する場合があるので、各回授業の説明に注意すること。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 夏季休暇中の研究活動報告と今後の方向性の確認、グループ分け、 グループ別担当DMOアサイン |
第2回 | 観光立国政策と観光地域づくりの重要性 |
第3回 | 観光振興計画とDMOの役割 |
第4回 | 【オンライン授業】演習グループレポート作成のノウハウ |
第5回 | 一次交通・二次交通の観光地域づくりに果たす役割 |
第6回 | 調査・研究、発表、討論、論文・プレゼンテーション資料作成1 |
第7回 | 調査・研究、発表、討論、論文・プレゼンテーション資料作成2 |
第8回 | 調査・研究、発表、討論、論文・プレゼンテーション資料作成3 |
第9回 | 調査・研究、発表、討論、論文・プレゼンテーション資料作成4 |
第10回 | グループ別中間報告 |
第11回 | 論文・プレゼンテーション資料精査1 |
第12回 | 論文・プレゼンテーション資料精査2 |
第13回 | 論文・プレゼンテーション資料精査3 |
第14回 | グループ論文・プレゼンテーション資料発表1 |
第15回 | グループ論文・プレゼンテーション資料発表2、秋期学期の総括と一年間の研究活動の振り返り、今後の研究活動 |