担当者 | 井上 慧真教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | SOC-101 |
子ども期・青年期の経験を手掛かりとして、様々な社会現象について基礎的な知識やデータにもとづいて理解を深めるることを目的とします。そして社会現象を深く理解するために役立つ社会学的な視点を身に着けることを目的とします。前期は教育・家族にかかわる事項を中心に学びます。
社会学の基礎的な考え方について説明できるようになること、そして自分の身近におきている出来事がどのように社会と結びついているのかについて積極的に考えられるようになることを目標とします。
①授業への参加:30%(小テストにより評価)
②期末試験:70%
●履修人数等により成績評価の方法は変更になる場合があります。
→詳細は第1講で説明します。
※期末試験は定期試験期間に実施、配布資料のみ持ち込み可(コピー不可)
※期末試験の得点が60%以下の場合は単位認定はできません。
※欠席が5回以上の場合は期末試験の成績にかかわらず単位認定はできません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | |||
参考文献 | 『学校と暴力ーーいじめ・体罰問題の本質』 | 今津孝次郎著 | 平凡社 |
参考文献 | 『いじめとは何かーー教室の問題、社会の問題』 | 森田洋司著 | 中央公論新社 |
参考文献 | 『よくわかる教育社会学』 | 酒井朗・多賀太・中村高康編 | ミネルヴァ書房 |
参考文献 | 『よくわかる家族社会学』 | 西野理子・米村千代編 | ミネルヴァ書房 |
授業中に扱った社会学の基本的な知識・考え方を、具体的な事例に即して考えられるようにする。授業中に指示した小課題について、適切な文献・論文・データを参照したうえでレポートにまとめる。
・成績評価は①と②のそれぞれで一定水準以上であることを重視します(詳細は「3.成績評価の方法および基準」参照)
・授業内容・順序(「7.各回の授業内容」参照)は一部変更になることがあります。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | オリエンテーションー子ども期、青年期の経験を捉える視点 |
第2回 | 教育①いじめ |
第3回 | 教育②インターネットの普及と子どもたちの人間関係 |
第4回 | 教育③不登校 |
第5回 | 教育④学校における暴力 |
第6回 | 教育⑤「進学」をめぐる変化-高校進学率の上昇と高校教育の多様化 |
第7回 | 教育⑥高校からの中退と学び直せる環境づくり |
第8回 | 家族①現代日本社会の家族 |
第9回 | 家族②子どもへのしつけと家族 |
第10回 | 家族③児童虐待 |
第11回 | 家族④仕事と家族-共働きをめぐる課題 |
第12回 | 家族⑤ポスト青年期の親子関係 |
第13回 | 家族⑥子どもの貧困 |
第14回 | 家族⑦子ども期、青年期の社会的孤立 |
第15回 | まとめ |