国際コミュニケーションⅡ-Ⅰ(スペイン語)
担当者モラレス ハイメ
単位・開講先選択  2単位 [言語教養科目]
科目ナンバリングFLE-121

授業の概要(ねらい)

スペイン語は、イベリア半島で話されている俗ラテン語から発展したロマンス語です。カスティーリャ地方の方言は、俗ラテン語とアラビア語が混ざり合って、11世紀の標準化されたスペイン語を形成しました。
現在、スペイン語は(中国語に次いで)ネイティブスピーカーの人口が最も多い言語です。インターネット上では、ウィキペディアで2番目に検索されている言語です。
21カ国(約5億人)が公用語としてスペイン語を話しています。
更にスペイン領サハラやマイアミのようにヒスパニック系移民の影響により、スペイン語が話される地域が沢山あります。
このコースでは、スペイン語でのコミュニケーションに役立つスキルの開発に重点を置いています。
このコースでは、国際コミュニケーションIで習得したコミュニケーションスキル(聞く・話す・読む・書く)の向上を目指し、前期は現在形に焦点を当て、後期は過去形に焦点を当てます。
リスニングと読解のスキルを強化することにより、学生は常にコミュニケーションに焦点を当てて、口頭および書面による表現スキルを学習します。
歌、映像、その他の視聴覚資料を通じて、口頭でのコミュニケーションスキルの向上に重点が置かれます。各クラスでは、ロールプレイが行われます。
前期の終わりに学生は日常のトピックについて口頭でのコミュニケーションをすることができ、後期の終わりには、過去に起こった出来事や習慣について説明することができます。

授業の到達目標

第1回目の授業はLMSシステムで行います。その後13回は対面授、最後の授業はLMS(日程未定)で行います。
オーラルコミュニケーションを強化する為に、ロールプレイが使用されます。
各クラスでは、視聴覚プレゼンテーションを通じて文法的なトピックが一つ提示され、学生はグループワークでそのテーマについて強化した後、口頭で練習をします。
最初の学期には、直説法の規則動詞と不規則動詞の現在形の見直しが行われ、後で「GUSTAR」などの動詞の形式や再帰代名詞の使用が改革されます。

前期の終わりに各学生は自己紹介をはじめ、現在形で日常生活を説明することが出来るようになるでしょう。

成績評価の方法および基準

成績評価は2回のテストと授業活動、出席状況による。
中間試験 30% 
期末試験 40%
平常点 30% 

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『ESTUDIO 1』Inés Planas Navarro(DTP出版)
教科書教科書 「La Puerta al Español」 ISBN 978-4-600-00061-5CCLYグループワーク 特定非営利活動法人 (NPO-YLSC)
参考文献

準備学修の内容

事前にテーマを読んでおくこと。
直説法現在形規則・不規則活用を学んでおく事。

その他履修上の注意事項

聴き取り力強化のためスペイン語の歌を聴くこと。
この講座は、既に国際コミュニケーションⅠで単位を所得しているか、直説法現在を学習済みの生徒が対象。スペイン語コースの学生は、この授業を受講することはできない。

授業内容

授業内容
第1回授業のガイダンス / スペイン語の歴史 / 自己紹介
基礎文法の復習
第2回Be動詞の復習 (SER/ESTAR)
第3回名詞の補語
第4回動詞の補語
第5回人称代名詞(主格・目的格)の使い方
第6回直説法・現在形・動詞の規則活用
第7回直説法・現在形・動詞の不規則活用
第8回中間試験
第9回テストの見直し
動詞活用の復習
第10回自動詞・他動詞の形
第11回「GUSTAR」型動形
第12回再帰代名詞・再帰動詞 / お互い形動詞
第13回ライティング演習
第14回期末試験 
第15回すべてのテーマの復習