日本文化Ⅱ-Ⅰ
担当者コルネーエヴァ スヴェトラーナ教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングJLT-103

授業の概要(ねらい)

 国内外で「日本文化」の代名詞といえば、「茶道」や「芸者」、「サムライ」や「禅」などが良く知られている。本講義では日本文化の形成と、それを構成している多様な側面について学んでいく。
 日常生活を送っている中で、普段意識していないような文化的事象(衣食住や立ち居振る舞い)に焦点を当て、日本文化の特性について理解を深める。具体的には、信仰、人の付き合い、年中行事や食を中心に、過去の伝統文化が現代の生活や人々の意識にどのような影響を与えてきたのかを検討する。
 授業形態は講義を中心としているが、受講生が関心をもつテーマについては授業中、短時間のグループ議論を行う予定である。なお、講義内容は必要に応じて変更することがある。

授業の到達目標

 ・本講義で取り上げた事項ついての知識を修得し他者に説明できる
 ・文化の多様性について理解を深める
 ・日本の文化と社会、並びにグローバルな文化的現象についての考察力を養う

成績評価の方法および基準

 授業内試験もしくはレポート(60%)、小テスト(20%)、コメントシート等の平常点(20%)からなる総合評価。
 重要: 詳細は初回の講義時に案内するので初回時出席は必須

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 特定の教科書を使用せず、教員がプリントを用意し配布する。
 参考文献は講義中に随時紹介する。
参考文献

準備学修の内容

 ・講義ごとの内容を必ず復習すること
 ・授業で紹介された文献を図書館などで探し、手に取って読むこと
 ・関心のあるテーマについて自分で調べ物をすること

その他履修上の注意事項

 ・受講を希望する学生は必ず初回の授業を受けること
 ・継続的・積極的な受講を期待する
 ・第5回~第15回の授業の内、1回分の授業をLMSにて行う予定である。どの回がLMS上になるかについては早めに周知するので、LMSの連絡事項や注意事項などを必ず定期的にチェックすること。

授業内容

授業内容
第1回文化とは何か 日本文化の特徴
第2回自然観
第3回信仰(神道)
第4回信仰(仏教)
第5回信仰に関連する映像の鑑賞
第6回伝統芸能(歌舞伎)
第7回伝統芸能(能、狂言)
第8回伝統芸能に関連する映像の鑑賞
第9回わび・さび、風流、甘え、本音と建前など
第10回もてなし・贈り物(1)
第11回もてなし・贈り物(2)
第12回敬語
第13回和食
第14回和菓子
第15回まとめと試験