世界の情勢(アフリカ)Ⅱ
担当者吉岡 孝昭教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-112

授業の概要(ねらい)

<アフリカの基礎を学びます>
 本授業は、「世界の情勢(アフリカ)Ⅰ」に続き、「アフリカはどんなところ?」という問題を学修するための講座です。
 そもそも、アフリカは、日本にとって「遠くて遠い」地域と言われ、「正直、良くわからない」というのが実際です。
 アフリカの国々には、どのような国があり、どうなっているのか、まずは知ることが重要です。
 本授業では、アフリカ54カ国のうち、「世界の情勢(アフリカ)Ⅰ」で説明できなかった残りの国々の状況について講義していきます。
 最終的には、「世界の情勢(アフリカ)Ⅰ」と「同Ⅱ」の授業で、アフリカ54か国全体に関する新聞記事がある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。
 また、可能であれば、外部講師を招聘し、受講生の皆様の理解深耕に努めます。

授業の到達目標

 アフリカの基本的事項を修得する。
 アフリカに関する新聞、TV等のニュースがある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。

成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、中間・最終試験を80%程度にして総合的に評価します。
 ※成績評価の方法および基準は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『地図で見るアフリカハンドブック』 ジェロー・マグラン、アラン・デュブレッソン、オリヴィエ・ニノ著、鳥取絹子訳(2019)原書房
教科書『データブック オブ・ザ・ワールド 2021 -世界各国要覧と最新統計-』 二宮書店編集部編(2021)二宮書店
教科書 PowerPoint等を活用して説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
参考文献 その他、必要な参考文献、資料などは、講義の中で随時紹介していきます。

準備学修の内容

 前回の講義内容をレポートに纏めるなど、復習を確実に行って下さい。
 アフリカに関する報道は、多くありませんが、新聞や教科書等の関連部分を読んで、各回の講義前に、疑問点などをレポートに纏めて、講義に臨んで下さい。

その他履修上の注意事項

 世界の情勢(アフリカ)Ⅱでは、春学期の同Ⅰの履修を前提とした各国事例研究などの講義を行います。
 本講義は、対面授業で行う予定です。但し、今後の状況変化に応じては、大学側の指導に基づいた授業形態となる場合があります。
 対面授業時には、安全第一に努められ、可能な限り、毎回出席し、積極的な授業貢献をお願いします。出席時には私語は厳禁です。
 なお、大学側の指示により、今年度の授業実施予定表では授業回数は14回となっておりますが、授業期間中に1回分の授業をLMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施し、学修時間の確保を図ります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の進め方等)の後、アフリカの課題等について学びます。
第2回南部アフリカ(南アフリカ共和国等)について学びます。
第3回アフリカの平和と安定について学びます。
第4回アフリカの経済について学びます。
第5回アフリカにおける国家、社会問題について学びます。
第6回アフリカと世界の国々との関係について学びます。
第7回中部アフリカ(ガボン共和国、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、アンゴラ共和国等)について学びます。
第8回東部アフリカ(エチオピア連邦民主共和国、ソマリア連邦共和国、ジブチ共和国、ケニア共和国、エリトリア国)について学びます。
第9回東部アフリカ(ルワンダ共和国、ウガンダ共和国、南スーダン共和国、ブルンジ共和国、タンザニア連合共和国)について学びます。
第10回東部アフリカ(モザンビーク共和国、ジンバブエ共和国、マラウイ共和国、ザンビア共和国)について学びます。
第11回東部アフリカ(セーシェル共和国、モーリシャス共和国、マダガスカル共和国、コモロ連合)について学びます。
第12回西部アフリカ(モーリタニア、マリ共和国、セネガル共和国、カーボベルデ共和国、ガンビア共和国、ギニアビサウ共和国、ギニア共和国)について学びます。
第13回西部アフリカ(シエラレオネ共和国、リベリア共和国、コートジボワール共和国、ガーナ共和国、ブルキナファソ、トーゴ共和国)について学びます。
※LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業の予定です。
第14回西部アフリカ(ベナン共和国、ニジェール共和国、ナイジェリア連邦共和国)について学びます。
第15回総まとめと試験・解説。
※各回の授業内容は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。