世界の情勢(アフリカ)Ⅰ
担当者吉岡 孝昭教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングARS-111

授業の概要(ねらい)

 本授業は、「アフリカはどんなところ?」という、アフリカについての基本的事項を学修するための講座です。
 そもそも、アフリカは、日本にとって「遠くて遠い」地域と言われ、「正直、良くわからない」という人が多いと思います。
 これは、地理的、心理的にも、社会・経済的な関係の希薄さに大きな要因があると思われます。
 しかし、時差だけみると、東アフリカ諸国と日本の時差は6時間しかなく、西欧諸国と日本の時差より近いのです。
 このように、アフリカの国々には、どのような国があり、どうなっているのか、まずは知ることが重要です。
 そこで、本授業では、「世界の情勢(アフリカ)Ⅱ」と合わせ、アフリカ54カ国の状況を講義していきます。 
 最終的には、本授業で扱った一部のアフリカの国々に関する新聞記事がある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。
 また、可能であれば、外部講師を招聘し、学生の皆様の理解深耕に努めます。

授業の到達目標

 アフリカの基本的事項を修得する。
 アフリカに関する新聞、TV等のニュースがある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。

成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、中間・最終試験を80%程度にして総合的に評価します。
 ※成績評価の方法および基準は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『地図で見るアフリカハンドブック』 ジェロー・マグラン、アラン・デュブレッソン、オリヴィエ・ニノ著、鳥取絹子訳(2019)原書房
教科書『データブック オブ・ザ・ワールド 2021 -世界各国要覧と最新統計-』 二宮書店編集部編(2021)二宮書店
教科書 PowerPoint等を活用して説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
参考文献 その他、必要な参考文献、資料などは、講義の中で随時紹介していきます。

準備学修の内容

 前回の講義内容をレポートに纏めるなど、復習を確実に行って下さい。
 アフリカに関する報道は、多くありませんが、新聞や教科書等の関連部分を読んで、各回の講義前に、疑問点などをレポートに纏めて、講義に臨んで下さい。

その他履修上の注意事項

 世界の情勢(アフリカ)Ⅱも履修することが望ましい。
 本講義は、対面授業で行う予定です。但し、今後の状況変化に応じては、大学側の指導に基づいた授業形態となる場合があります。
 対面授業時には、安全第一に努められ、可能な限り、毎回出席し、積極的な授業貢献をお願いします。出席時には私語は厳禁です。
 なお、今年度は、大学側の指示により、初回の授業は、全科目LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業となります。また、授業実施予定表には授業回数は14回となっておりますが、初回以外に授業期間中に1回分の授業をLMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施し、学修時間の確保を図ります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の進め方等)を行います。
※初回の授業は、大学側の指示により、全科目LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業となります。
第2回アフリカの概要について学びます。
第3回SDGsとアフリカについて学びます。
第4回第二世界大戦前までのアフリカ史について学びます。
第5回戦後アフリカ史について学びます。
第6回アフリカの人口問題について学びます。
第7回アフリカの環境問題について学びます。
第8回アフリカの文化、スポーツ、生活、世界遺産、観光について学びます。
第9回北部アフリカ(エジプト、リビア)について学びます。
第10回北部アフリカ(チュニジア、アルジェリア)について学びます。
第11回北部アフリカ(モロッコ、モーリタニア)について学びます。
第12回南部アフリカ(南アフリカ共和国、レソト王国、エスワティニ王国)について学びます。
第13回南部アフリカ(ボツワナ共和国、ナミビア共和国)について学びます。
※LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業の予定です。
第14回中部アフリカ(カメルーン共和国、チャド共和国、中央アフリカ共和国、赤道ギニア共和国、サントメ・プリンシペ民主共和国)について学びます。
第15回総まとめと試験・解説。
※各回の授業内容は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。