担当者 | 山下 須美礼教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | JPH-411 |
幕末維新期に記された史料をテキストとして、史料の読解力を養い、史料の背景にある時代状況や地域の在りようについて調査・考察する力を身につける。幕末に製鉄所(造船所)の建設が開始された横須賀に関わる史料を取り上げ、それを読解するとともに、幕末における新しい知識や技術受容の在り方、そこに関わる人々や地域社会の動向について考察を深める。前半は史料の読み方や内容を少しずつ確認しながら全員で輪読し、後半は担当者による発表により授業を進める。
近世史料の読解力を養うとともに、関連する史料や文献の探し方、調べ方を修得する。
①予習に基づいた、毎回の授業への参加度(20%)
②発表担当の際の準備度合いおよびその発表内容(40%)
③春期末に行う筆記試験(40%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 図録 古文書入門事典 | 若尾俊平 | 柏書房 |
参考文献 | 幕末維新論集 幕末維新と情報 | 保谷徹 | 吉川弘文館 |
参考文献 | 日本の時代史 20 開国と幕末の動乱 | 井上勲 | 吉川弘文館 |
・授業内で予習プリントを配布する。それに沿って各自で読み方や意味を調べ、文意を把握し、次の授業に臨む。
・必要に応じて他の史料や参考文献にあたり、背景となる政治や社会状況についても説明できるようにする。
・毎回の予習は必須である。
・史料の読み方や内容を確認し、分からないところをはっきりさせた上で授業に出席すること。
・議論へも積極的に参加すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業の内容・進め方・評価等についてのガイダンス/史料の紹介(オンライン) |
第2回 | 史料の読解と周辺情報の整理①(辞書等の使い方等)/史料の分担・発表の順番決定 |
第3回 | 史料の読解と周辺情報の整理②(近世史料の表記について等) |
第4回 | 史料の読解と周辺情報の整理③(読解に必要な基礎知識) |
第5回 | 史料の読解と周辺情報の整理④(近世史料の書き下しについて等) |
第6回 | 史料の読解と周辺情報の整理⑤(近世史料の書き下しについて等) |
第7回 | 史料の分担箇所を読み進める(オンライン) |
第8回 | 発表と質疑応答① |
第9回 | 発表と質疑応答② |
第10回 | 発表と質疑応答③ |
第11回 | 発表と質疑応答④ |
第12回 | 発表と質疑応答⑤ |
第13回 | 発表と質疑応答⑥ |
第14回 | 発表と質疑応答⑦および試験 |
第15回 | 試験の返却と解答の確認を通した授業のまとめ |