| 担当者 | 徳力 徹也教員紹介 | |
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| 単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
| 科目ナンバリング | POL-102 | |
公共政策論Ⅱにおいては，①政策形成過程（官僚の意思決定・国会の意思決定・政官関係等）、②政策実施過程（法令の立案（立法）・法令の執行（行政）、予算作成、その他行政活動等）、③政策評価に関する基礎を学習します。併せて、政府の失敗を説明します。
①本講義は、「法律学の各分野における基本的な知識を有し、その分野の全体像を見渡したうえで、論点を把握することができる」ようになることを目標とします。
②具体的には、政策形成過程（官僚・国会の活動等）、政策実施過程（行政活動）等に関する新聞等の報道を概ね理解できるようになることを目標とします（例えば、「法案が与党事前審査で了解された」との報道の意味を理解する、など）。また、政府の失敗を学ぶことで政策をチェック・批判する能力の習得を目標とします。
基本的に期末試験結果（５０％）、課題提出・小テスト・授業での発言等（５０％）に基づき評価します。
（専らオンライン授業となった場合、期末試験を行わず、オンラインでの課題提出状況・小テストに基づき評価します。）
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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| 教科書 | なし | ||
| 参考文献 | なし |
各講義のレジメを配布・LMS掲載するので、当該レジメを読み、問題を検討してください。
レジメに記載された課題を検討した上で、レポート提出又は授業内で報告（発表）することとします。
なお、政府・経済活動に係る新聞記事等を読むように努めてください。
授業中の私語は、厳禁です。問題意識をもって参加してください。
| 回 | 授業内容 |
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| 第1回 | 授業の概要／進め方＋公共政策Ⅰの復習 |
| 第2回 | 政策形成過程①（内閣・行政機関・官僚制） |
| 第3回 | 政策形成過程②（官僚の意思決定）（補）公務員制度 |
| 第4回 | 政策形成過程③（国会の意思決定） |
| 第5回 | 政策形成過程④（政官関係：与党事前審査等） |
| 第6回 | 政策実施過程①（政策内容の立法化ⅰ：立法過程＋立法技術論） |
| 第7回 | 政策実施過程②（政策内容の立法化ⅱ：立法技術論） |
| 第8回 | （中間議論）実際に条例案の内容をチェックしてみよう（憲法・法律との関係／明確性、等） |
| 第9回 | 政策実施過程③（予算措置） |
| 第10回 | 政策実施過程④（行政活動：行政処分・行政指導等） |
| 第11回 | 政府の失敗①（政府の政策が最適とは限らない：限定合理性＋私的インセンティブ） |
| 第12回 | 政府の失敗②（政府の政策が最適とは限らない：公共選択論） 政策の評価（費用効果分析等） |
| 第13回 | 仮説事例を用いた政策の当否の討議 |
| 第14回 | （補）政策形成・実施に携わる者の倫理（ヴェーバー「職業としての政治」を読む） |
| 第15回 | まとめと期末試験 |
