担当者 | 堀田 晶子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | CRL-201 |
刑法各論の授業では、各犯罪の特徴や違いを明らかにするとともに、それらの相互関係を学びます。春期は個人法益に対する罪の中から、生命・身体に対する罪、自由に対する罪、名誉に対する罪を取り上げます。
①各犯罪の成立要件や相互関係を理解し、具体的な例を挙げて説明できる。
②刑法各論の代表的な論点について、判例の立場や学説の対立を意識しながら、自分の言葉で説明できる。
基本的には試験によって評価するが、感想文やレポート等を課すこともある。評価配分の目安は、試験90%、授業への貢献度10%である。授業への貢献度は、課題の提出状況や授業態度等によって総合的に判断する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 以下の教科書をお勧めします。本には相性があるので、この中から自分が読みやすいと思ったものを選んでください。 | ||
教科書 | 『基本刑法Ⅱ 各論 』〔第2版〕(2018) | 大塚裕史・十河太朗他[著] | 日本評論社 |
教科書 | 『講義刑法学 各論』〔第2版〕(2020) | 井田良[著] | 有斐閣 |
教科書 | 『刑法各論』〔第7版〕(2018) | 西田典之[著]・橋爪隆[補訂] | 弘文堂 |
教科書 | 『ビギナーズ犯罪法』(2020) | 守山正・安部哲夫[編著] | 成文堂 |
参考文献 | 『刑法判例百選Ⅱ 各論』[第8版] | 佐伯仁志・橋爪隆[編) | 有斐閣 |
特に復習に力を入れてください。毎回の授業で扱ったテーマについて、レジュメやノートを読み返しながら、復習しましょう。勉強すればするほど疑問がわいてきます。疑問点が出てきたら、テキストを繰り返し読みながら、まずは自分で考えてみましょう。図書館を大いに活用し、時には友人と議論してみてください。それでもわからない場合は、教員に質問してください。
①刑法総論をすでに履修済み、あるいは並行して履修していることが望ましいです。
②授業をよく聞いて、その都度レジュメに書き込むか、ノートを取るようにしてください。自分で書いて、理解することが大切です。授業の内容が聞き取れなかった場合は、あやふやのままにせず、すぐに教員に確認してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション:刑法総論と刑法各論の違い |
第2回 | 生命に対する罪① 人の始期・終期 |
第3回 | 生命に対する罪② 殺人罪と自殺関与・同意殺人罪/偽装心中 |
第4回 | 生命に対する罪③ 前半のまとめ |
第5回 | 生命に対する罪④ 遺棄罪 |
第6回 | 身体に対する罪① 暴行罪と傷害罪 |
第7回 | 身体に対する罪② 演習問題:暴行罪と傷害罪 |
第8回 | 自由に対する罪① 逮捕・監禁罪 |
第9回 | 自由に対する罪② 略取・誘拐罪 |
第10回 | 自由に対する罪③ 住居侵入罪 |
第11回 | 自由に対する罪④ 脅迫罪と強要罪 |
第12回 | 名誉に対する罪① 名誉毀損罪と侮辱罪 |
第13回 | 名誉に対する罪② 名誉毀損罪-公共の利害に関する場合の特例- |
第14回 | 名誉に対する罪③ 演習問題:名誉毀損罪と侮辱罪 |
第15回 | 春期のまとめと試験(予定) |