市民参加・ボランティア論Ⅱ
担当者李  永淑教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSWS-303

授業の概要(ねらい)

 ボランティアを学ぶということは、その学びが何らかの形での実践へと導くものであり、同時に、実践と研究の相互作用を必要としているといえるでしょう。それでは、現場に立ち思考し、協働的実践を織りなすとはどのようなことでしょうか。そして、 ボランティア活動に参加をすることは、どのような意味があり、どのような形があるのでしょうか。本授業は受講生同士の「学び合い」をテーマに進めていきます。 そのために、多岐にわたるボランティア活動の種類や考え方の多様性について、国内外の事例を紹介しながら検討します。また、映像を活用し、グループワークやワークショップも行います。さらに、ゲスト講師による講義も予定しています。

授業の到達目標

・ボランティアに関する基本的諸問題や動向について基礎知識を説明することができる。
・ボランティアを多角的に検討することができる。
・自身のボランティア活動の広がりや、新たな関わりをもつきっかけにつなげることができる。
・自身と社会の相関について思考することができる。

成績評価の方法および基準

授業への参加状況と提出課題(75%)、最終課題(25%)から、総合的に評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献適宜紹介します。
参考文献

準備学修の内容

・課題(提出物)は授業で活用しますので、必ず提出してください。

その他履修上の注意事項

・本授業を履修する学生は、事前に必ず教科書を準備してください。
・授業の進行などに関するお知らせ、配付資料の掲載、課題提出はLMSを通して行います。随時確認してください。(詳細は第1回授業で説明します。必ず受講してください)
・ゲスト講師の事情により、予定が変更となる場合があります。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
※LMSオンデマンド
第2回障害者とボランティア①:「障害」はどこから来た?
第3回障害者とボランティア②:学生だからできること-ファッションを手がかりに
第4回障害者とボランティア③:当事者のまなざしから(1)
第5回障害者とボランティア④:当事者のまなざしから(2)
第6回障害者とボランティア⑤:「ボランティア拒否宣言」
第7回障害者とボランティア⑥:市民運動から考える
第8回障害者とボランティア⑦:学生だからできること-俳句をてがかりに
第9回国際協力とボランティア①:「開発」をてがかりに
第10回国際協力とボランティア②:学生だからできること-アクセサリーをてがかりに
第11回国際協力とボランティア③:キャリア形成をてがかりに 
 ゲスト講師:ラジャイ 麗良氏(内閣府国際平和協力本部事務局 研究員)
第12回市民参加とボランティア①:NPOをてがかりに
第13回市民参加とボランティア②:ジェンダーをてがかりに(1)
第14回市民参加とボランティア③:ジェンダーをてがかりに(2)
第15回まとめ