担当者 | 比佐 優子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | ECP-203 |
国際貿易とは、異なる国の間で行われる財・サービスの交換のである、外国への財・サービスの販売である輸出と外国からの財・サービスの購入である輸入を通じて様々な商品を交換している。21世紀の初頭、財・サービスの貿易、労働者の移動、資金の流出入、国境を越えた投資を通じて各国の結びつきは今まで以上に、急速に緊密になっている。このことは我が国の経済統計を見ても明らかなように、これまでになく国際経済との相互依存の関係が高まっている。
「貿易論Ⅰ・Ⅱ」では、基本的な国際貿易の理論と現状について学ぶ。古典的な貿易理論から最近の実証研究を学びつつ、日本を取り巻く企業の海外進出、産業の空洞化問題、地域貿易協定、コロナの影響などの現状や政策の理解や評価に役立てることができる。
前期の「貿易論Ⅰ」では、まず様々な問題を分析するに必要なツールである貿易理論についてその基礎を学ぶとともに、最新のトピックスである産業内貿易の動向を取りあげ、日本や欧米の事例を挙げて解説を通じて理論の理解を深めることが出来るようにした。そのため、数学、ミクロ経済学の知識は必須である。
後期の「貿易論Ⅱ」では、前期で学んだ国際貿易の理論的背景をもとに、日本の貿易構造の急速な変化やその諸政策、グローバル化のなかでの貿易政策について習得する。
国際貿易に関する基礎的な理論と統計データに基づく現状について広く学ぶ。そして急速な国際環境の変化に対する企業の取り組み、政府の政策を習得し、その是非について、それぞれが考え、自身の意見を説明することができる。
中間・期末に行うLMSの試験、ほぼ毎回の簡単な小テスト、視聴覚教材をみての課題の提出によって総合評価を行う(いずれも最低合格点あり)。コロナの影響もあるため、出席点は考慮しない。
なお開講後のコロナの状況により、講義形式、試験、小テスト、レポートなどについて変更する可能性がある。
対面講義では、不織布マスクを必ず着用のこと。(布、ウレタンマスクは禁止。退場を求めます。)私語は厳禁です。退場を求めます。
6. その他履修上の注意事項、をよく読んでください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | (2018)『国際経済学をつかむ』(第二版) | 石川 城太・菊地 徹・椋 寛 | 有斐閣 |
参考文献 | 『経産白書』各年版 | 経済産業省 | (経済産業省) |
参考文献 | 『中小企業白書』各年版 | 中小企業庁 | (中小企業庁) |
ミクロ経済の復讐。アメリカ、日本、中国などEPAに関する貿易に関する新聞記事、ドキュメンタリーなど国際貿易に関する記事や映像をもとにレポートにまとめるておくことを勧めます。
ガイダンスは必ず確認してください。
今回は、出席点はありません。その代わり毎回の小テストがあります。
対面講義には必ず、不織布マスクを必ず着用のこと。マスクのないもの、布、ウレタンマスクは入室禁止です。
座席は指定します。対面による質問は受け付けません。LMSの「質問はこちらに」を利用してください。
期末、中間テスト、毎回の簡単な小テストは必ず受けてください。課題提出は必須です。これらの提出と最低点に合格しなければ単位習得はできません。簡単ですがどの課題にも最低合格点あります。
教科書は必ず毎回講義に持参すること。また『国際経済学をつかむ』の必ず第二版を購入してください。第一版は内容が異なります。
修正期間での履修には別途、レポート課題が、またその分の小テストも受けてください。必ず修正期間中に連絡を取ってください。連絡、課題の提出ない場合は受講はできますが、単位の習得はできません。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 講義は概ね以下のような内容を予定している。コロナの影響、受講者の状況をみて、理解をより深めるため、内容や順序を見直す場合がある。 授業ガイダンス |
第2回 | 比較優位:比較優位と分業の利益 |
第3回 | 比較優位:国際貿易とリカードモデル |
第4回 | 比較優位と国際貿易:リカードモデル |
第5回 | 比較優位の決定要因 |
第6回 | 比較優位と経済発展 |
第7回 | テスト |
第8回 | 貿易政策の政治経済学 |
第9回 | 産業間貿易と産業内貿易 |
第10回 | 産業内貿易と規模の経済 |
第11回 | 多国籍企業と直接投資:理論 |
第12回 | 多国籍企業と直接投資:中小企業の海外進出 |
第13回 | 貿易政策の現状(テスト 日程変更有) |
第14回 | 貿易論のまとめと日本企業の海外進出 |
第15回 | 日本の貿易の現状(オンラインのみで資料は先行配信) |