政治経済英語Ⅱ
担当者寺川 隆一郎教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングENG-110

授業の概要(ねらい)

 「政治経済英語Ⅰ」に引き続き、本授業でも、「多読」用の教材を使い、まとまった量の文章を読み切る経験を積んでもらう。指定教材は、政治経済、歴史、社会問題をテーマにしたものである。高校まででは触れることの少ない、時事英語や経済英語に触れ続けることで、実際の英文を読む力を養うことを目指す。また、単に読解するだけでなく、英文を知識や情報を得るツールとして活用するために、自分はそのテーマについてどのような意見を持ったのかを明確にする、「批評的読解(critical reading)」にも取り組んでもらう。
 教科書は、以下の候補から数冊を初回授業時に指定する。

授業の到達目標

英語で書かれた政治経済分野の文章を、辞書に頼らず大意をつかめるようになる
政治経済分野で頻出する英語表現や概念、単語を習得する
政治経済分野の論争的テーマについて、提起された主張や論証を分析し、自分なりの意見を表現できるようになる

成績評価の方法および基準

確認テスト30%、 期末テスト40%、 平常点30%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『The Japanese Economy 日本の経済』小林佳代(ジャイルズ・マリー訳)IBCパブリッシング
教科書『The Mark Zuckerberg Story Facebookを作った男:ザッカーバーグ・ストーリー』トム・クリスティアンIBCパブリッシング
教科書A Technique for Producing IdeasYoung, James WebbMcGraw-Hill
参考文献『一億人の英文法ーすべての日本人に贈る「話すため」の英文法』大西泰斗、ポール・マクベイ東進ブックス

準備学修の内容

毎回の授業までに、教科書の指定された範囲を通読する。
毎回の授業では、2,000ワード(A4ダブルスペースで10枚)程度の長文を扱う。英文の難易度は英検2級レベル以上のものを予定している。英検準1級レベルの人が通読するだけでも30分弱かかる量と難易度である。自分の英語力と相談の上、十分に時間をかけて予習をしてくること。

その他履修上の注意事項

定員50名。超過する場合には抽選を行う。
英語の構文や、政治経済の概念・仕組みなどで不明な点があれば、授業時に質問すること。積極的な発言は平常点に加算する。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス
第2回起業家論 (1)
第3回起業家論 (2)
第4回起業家論 (3)
第5回 起業家論 (4)
第6回起業家論 (5)
第7回確認テスト
第8回政治経済論 (1)
第9回政治経済論 (2)
第10回政治経済論 (3)
第11回政治経済論 (4)
第12回英文記事に挑戦(1)
第13回英文記事に挑戦(2)
第14回英文記事に挑戦(3)(LMSによるオンデマンド形式)
第15回まとめと期末試験