日本経済入門Ⅰ
担当者吉岡 孝昭教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングECP-101

授業の概要(ねらい)

 <日本経済の基礎を学びます>
 本授業は、日本経済をはじめて学修する学生の皆様のための講義中心の講座です。
 そもそも、日本経済論は、経済理論、経済成長、景気循環、金融・財政政策などの学修を踏まえた、経済学の応用編ですが、本講義では、入門の位置づけを前面に出して平易な説明に心掛けます。
 具体的には、日本経済入門Ⅰでは、日本経済の歴史、現状、今後の3つの観点から、学修していきます。
 特に、戦後日本経済がたどった道に焦点を当てて日本経済の基本的な理解を目指します。
 最終的には、日本経済についての一般教養が身につき新聞の経済欄がある程度理解できるレベルにまで到達することを目標とします。
 また、可能であれば、外部講師を招聘し、学生の皆様の理解深耕に努めます。

授業の到達目標

 日本経済の基本的事項を修得する。
 日本経済に関する基礎が身につき、新聞、TV等の経済ニュースがある程度理解できるレベルにまで到達することを目指します。

成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、中間・最終試験を80%程度にして総合的に評価します。
 ※成績評価の方法および基準は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 特に指定教科書は用いず、PowerPoint等を活用して説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
参考文献『入門・日本経済〔第6版〕』(第7版出版時は最新版を利用) 浅子和美・飯塚信夫・篠原聡一(2020)有斐閣
参考文献『地域の経済』(Webでも入手できます)。 内閣府(各年度)
参考文献『経済財政白書』(Webでも入手できます)。 内閣府(各年度)
参考文献 その他、必要な参考書、資料などがあれば、講義の中で随時紹介していきます。

準備学修の内容

 前回の講義内容をレポートに纏めるなど、復習を確実に行って下さい。
 各回の講義前に、関連部分を調べ、疑問点などをチェックしてレポートに纏めて、講義に臨んで下さい。

その他履修上の注意事項

 本講義は、対面授業で行う予定です。 但し、今後の状況等に応じては、大学側の指示に基づいた授業形態となる場合があります。
 対面授業時には、安全第一に努められ、可能な限り、毎回出席し、積極的な授業貢献をお願いします。出席時には私語は厳禁です。
 なお、今年度は、大学側の指示により、初回の授業は、全科目LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業となります。また、授業実施予定表には授業回数は14回となっておりますが、初回以外に授業期間中に1回分の授業をLMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施し、学修時間の確保を図ります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の進め方等)の後、日本経済の現状と課題について学びます。
※初回の授業は、大学側の指示により、全科目LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業となります。
第2回日本経済の歩み(経済復興期)について学びます。
第3回日本経済の歩み(高度成長期、低成長期)について学びます。
第4回日本経済の歩み(バブル経済と崩壊、長期不況、日本再生への道)について学びます。
第5回日本経済の歩み(リーマン・ショック、東日本大震災、アベノミックス、ポストコロナ等)について学びます。
第6回国際経済と日本の役割について学びます。
第7回日本経済と物価(インフレ、デフレなど)について学びます。
第8回日本の財政・金融政策の概要について学びます。
第9回日本の財政について学びます。
第10回日本の金融について学びます。
第11回日本の社会保障について学びます。
第12回日本の貿易について学びます。
第13回日本の農業について学びます。
※LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業の予定です。
第14回日本の環境問題について学びます。
第15回総まとめと試験・解説。
※各回の授業内容は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。