スポーツ方法実習(剣道)Ⅰ
担当者中澤 雄飛教員紹介
単位・開講先選択  1単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングESS-207

授業の概要(ねらい)

 本授業は主に初心者を対象とし、剣道の基本的な技術について説明していきます。具体的には、剣道の基本的技術を習得し、対人技能の楽しさを味わいながら、実践的に日本文化について理解を深めていきます。その上で、初心者への指導方法について解説を行います。なお、本授業は実習科目であるため、実技を中心に展開します。

授業の到達目標

 ・剣道の基本技術や礼儀作法を正しく実践することができる。
 ・一本(有効打突)となる技を示すことができる。
 ・剣道の基本的技術の要点について説明することができる。

成績評価の方法および基準

 ・授業への取り組み(課題への積極的なチャレンジ、発言、質問等)(40%)。
 ・授業の省察(授業の振り返りによる技能の言語化)(20%)。
 ・実技試験(礼法、着装、剣道の基本動作等)(40%)。
 ※授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書使用しません。適宜、資料を配布します。
参考文献『剣道指導要領』全日本剣道連盟
参考文献『剣道社会体育教本』全日本剣道連盟
参考文献その他、授業内で適宜紹介します。

準備学修の内容

 ・実技ですので、体調管理には十分留意して下さい。怪我、体調不良等の場合は、随時、報告・相談して下さい。
 ・苦手な技術については、練習や授業資料による復習を行っておいて下さい。

その他履修上の注意事項

 ・本授業は、未経験者を対象としていますので、履修にあたって武道経験は必要としません。
 ・防具・竹刀は貸与します。その他の用具の準備については、初回のガイダンス時に説明します。
 ・本授業は、「スポーツ方法実習(剣道)Ⅱ」へと接続しています。
 ・事故防止のため、装身具は外して受講して下さい。また、貴重品は各自責任を持って管理して下さい。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(授業の進め方、評価方法、用具の準備等についての説明)【※LMSによるオンライン授業】
第2回礼法、基本動作(講義、実技)
第3回礼法、基本動作、素振り、防具の着け方(講義、実技)
第4回防具の着け方、打突部位の打たせ方、防具を着けての基本打突(実技)
第5回素振り、基本打突、連続技(実技)
第6回打突と間合、残心(講義、実技)
第7回鍔ぜり合い、引き技(実技)
第8回体当たりとその受け方(実技)
第9回切り返しの打ち方とその受け方(実技)
第10回しかけ技と応じ技【※LMSによるオンライン授業】
第11回打ち込み稽古(実技)
第12回約束稽古(実技)
第13回掛かり稽古(実技)
第14回互角稽古(実技)
第15回授業のまとめと実技試験(実技、プレゼンテーション)