卒業演習(美術史・文化遺産2)-Ⅰ
担当者藤澤  明教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングSEM-449

授業の概要(ねらい)

 この授業では、各自が興味を持つ内容の研究に関わる学術論文や書籍に目を通し、十分な先行研究調査ができるようになることを目指します。まず最初に論文の構成や図表の読み解き方の基本ルールを理解し、的確に内容を理解できる能力を身に着けます。続いて文化財の科学的調査、文化遺産の保存と活用、考古資料の保存修復、博物館や収蔵環境制御、遺跡や史跡の保存などの分野から、履修者の希望を元に教員が提示したテーマについて関係する論文、書籍、インターネットでの公開情報を調べて、まとめて発表してもらいます。聴講者はこれに対してコメントを書き、議論を行います。以上を通して先行研究の問題点を明確にし、卒業論文のテーマを具体化していきます。

授業の到達目標

 学術論文の構成、使用単位や学術用語、図表の様式やその読み方などの基礎的な知識を学び、論文読解能力を向上させることを目標とします。さらに実際に各自の研究テーマに沿った先行研究調査を行い、その結果をまとめて発表する能力、他者と議論する能力を身につけることを目標とします。

成績評価の方法および基準

発表内容と他の発表者へのコメントと議論内容などを合わせて成績を評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

発表はパワーポイントもしくは配付資料を使用して行います。パワーポイント、ワード、エクセルなどのソフトウェアの最低限の操作は各自で勉強してください。特に分析調査を希望している学生はエクセルでの図表作成ができるようになっておいてください。

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回責任ある研究活動1-責務とラボノート-
第2回責任ある研究活動2-研究不正と研究成果の発表-
第3回分野による論文構成と様式の違い
第4回研究テーマの仮設定と先行研究調査方法
第5回履修者による発表1回目
第6回履修者による発表2回目
第7回履修者による発表3回目
第8回履修者による発表4回目
第9回履修者による発表5回目
第10回履修者による発表6回目
第11回履修者による発表7回目
第12回履修者による発表8回目
第13回履修者による発表9回目
第14回履修者による発表10回目
第15回履修者による発表11回目