スポーツ方法実習(陸上競技)Ⅰ
担当者大熊 誠二
単位・開講先選択  1単位 [教育文化学科]
科目ナンバリングESS-209

授業の概要(ねらい)

学習指導要領で扱われる陸上競技(走運動)の内容について取り上げ、学校教育の場面における保健体育科教員や、地域でのスポーツ指導者として、指導場面に携わることができるようにすることを目指す。そのために、陸上競技(走運動)における基本的な個人技能の習得、陸上競技(走運動)に関する基礎基本となる理論の理解、指導場面における安全指導等についてを修得する。

授業の到達目標

・陸上競技(走運動)の指導者として、指導を行う際の、基礎基本となる技能の習得
・陸上競技(走運動)に関する専門的、理論的な知識の理解
・トレーニング方法や安全観管理など、指導場面において必要となる資質能力の獲得

成績評価の方法および基準

授業に取り組む態度・ミニレポート(30%)、レポート課題(30%)、実技試験(40%)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『中学校学習指導要領解説保健体育編平成29年7月』文部科学省、東山書房
参考文献『高等学校学習指導要領解説保健体育編平成30年7月』文部科学省、東山書房

準備学修の内容

 授業中で学んだことをその日のうちにプリントにまとめ、ひとつのファイルに綴じ、ポートフォリオを作成すること。(最終レポート作成の際に役立てる)

その他履修上の注意事項

①運動用のトレーニングウエア、ランニングシューズ等を持参すること。
 ※ケガ予防の観点からも、スポーツメーカー等の用具を準備することが望ましい。
②筆記用具(ペン、ルーズリーフ、ファイルなど)を持参すること。
③スポーツ方法実習(陸上競技Ⅱ)を継続して履修することが望ましい。
 ※安全管理のため、受講人数制限もありうるが、この条件を加味して優先する。
毎回の授業において、学修活動の進捗状況をしっかりと把握すること。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション【LMS】:授業の進め方、評価方法、受講上の留意点、学校体育での陸上競技(走運動)の取り扱い方
第2回体力状況の確認① 新体力テスト実施(握力、上体起こし、長座体前屈、反復横跳び、50m走、立ち幅跳び)
第3回体力状況の確認② 新体力テスト実施(20mシャトルラン(1500Mor1000M)、ハンドボール投げ)
第4回長距離走(鬼ごっこ、歩き鬼、ペース競歩)
第5回長距離走(ペース走、追い抜き走、追い越し走、追いつき走)
第6回長距離走(インターバル走、学校体育における教材研究)
第7回長距離走(実技テスト 1500M or 1000M)
第8回短距離走・リレー(変形スタート、鬼ごっこ)
第9回短距離走・リレー(クラウチングスタートの理解、テークオーバーゾーン)
第10回ハードル走(アプローチから中間疾走)
第11回ハードル走(ハードリングとインターバルの理解)
第12回短距離走・リレー( 100m×4人でのリレー )
第13回短距離走(実技テスト 50Mハードル・100M)
第14回陸上競技(走運動)についての指導方法についての総括、トレーニング方法等についてのまとめ
第15回【LMS】授業の総括 指導方法の振り返り、最終レポートの提出