担当者 | 内山 由美子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | FUN-201 |
看護学Ⅱは養護教諭を目指すための基礎となる科目です。ここでは、我が国の保健・医療にかかわる動向について最新のデータを用いて学習します。これらをふまえ、成人期の成長発達、身体の特徴、健康障害とその看護について学びを深めていきます。毎回の講義で、疾病とその関連要因、健康の定義と概念について確認し、生活と健康について自分なりの定義づけができるようにしていきます。
なお、本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は病院等の臨床現場や消防の病院前救急相談の経験を持つ看護師であり、また、児童福祉施設での実務経験や医原性感染症被害者の相談活動の経験を有する社会福祉士です。学校保健現場で必要となる看護分野の知識や技術の習得だけでなく、医療や福祉分野との連携をはかることができる養護教諭育成を目指し、医療・福祉の両現場経験を交えた講義を展開していきます。
1)国民衛生の動向に掲載されている保健・医療のデータから、健康の動向と課題を読み取ることができる(テスト)。
2)成人期の各疾患の発生機序、病態変化等、疾病の概念について学び、理解することができる(テスト)。
3)事例を通して、成人看護の考え方を学び、そのプロセスを理解することができる(テスト)。
最終試験(100%)で総合評価します。毎回の課題提出をもって出席確認を行います。課題未提出の場合、試験の得点から減点を行います。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 国民衛生の動向 2020/2021(第67巻第9号) | 厚生労働統計協会 | |
参考文献 | |||
参考文献 |
国民衛生の動向 2020/2021(第67巻第9号)の該当ページを毎回の授業で提示します。
テキストのバージョンや発行年数次が違うと内容が異なるものになりますので、よく確認して購入してください。授業はこのテキストのデータを確認し、テストでは暗記するなど必ず使用します。
看護学Ⅰの単位を修得している学生のみ履修できます。また、この科目の単位を修得できないと、看護実習Ⅱ、看護学Ⅲを履修することができません。この授業は養護教諭の資格取得を目指すことに授業の照準を合わせて行います。テキストは毎回の授業で必ず使用します。テストは、テキストとスライドから出題されますが、テスト時の持ち込みは一切できません。養護教諭を目指す基礎科目という科目の特性上、授業、試験は全て日本語で行います。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション、授業の進め方、テキストの使用方法の確認 |
第2回 | 人口静態と人口動態について テキストp46- 82 |
第3回 | 疫学手法による健康理解 スライドで授業を行います。食中毒や感染症発生の動向など確認します。 |
第4回 | 環境問題、公害 食の安全 テキストp288-291, p293-309, p331-368, |
第5回 | 感染症対策 テキストp135-164 |
第6回 | 我が国の保健と医療の動向について 健康増進、疾病対策テキストp183-240 |
第7回 | 我が国の保健と医療の動向について 母子保健その他 テキストp108- |
第8回 | 我が国の保健と医療の動向について 学校保健 テキストp370-384 |
第9回 | 我が国の保健と医療の動向について 産業保健 テキストp319-330 |
第10回 | 我が国の保健と医療の動向について 成人保健、高齢者の保健 介護の問題等 テキストp90-98, p115-117,p243-256 |
第11回 | 地域保健と福祉 テキストp28-34 他 |
第12回 | 医療制度、医療政策 テキストp11-20 |
第13回 | 薬事対策 テキストp265-286 |
第14回 | 授業内容の総まとめ |
第15回 | まとめ 1~14回で学習した内容と看護についての総まとめ |