政治史Ⅱ
担当者日暮 吉延教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2018年度以降]
科目ナンバリングPOL-104

授業の概要(ねらい)

 この講義の目的は、戦後日本の政治史についての詳細な検討を通じて、国家の行動、政治家・官僚の意思決定、権力闘争などをリアルに理解することです。
 主要な検討対象は戦後日本政治史ですが、現代国家の内政と外交は密接に連動しているので、国際環境、諸外国との関係についても検討します。

授業の到達目標

 1)政治史に関する基礎的な知識を有し、政治外交の仕組みを把握できる。
 2)「政治」の具体的なあり方、日本社会の特質を理解する。
 3)内政と外交がいかに関連しているかを具体的ケースに即して理解する。
 4)戦後日本の政治過程の分析を通じて、現在の日本の位置について考える。

成績評価の方法および基準

 試験の成績(90%)、授業への貢献度(10%)を評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 特定の教科書は使用せず、授業中に参考資料を配付します。
参考文献 参考文献は適宜、授業中に紹介します。

準備学修の内容

 毎回、自分でとったノートをなるべく当日中に読み返すこと。疑問に思った部分があれば、事典等で調べてみること。この簡単な復習をするだけでも学習成果は相当に上がるはずです。

その他履修上の注意事項

 充実したノートを自分自身で作成することが重要です。その理由は二つ。(1)講義を聴いて「ここは重要だ」と自分が判断した部分を迅速にメモする(ノートをとる)ことは、社会に出てから必要となる「問題のポイントをつかむ力」「判断力」をつける訓練になります。(2)人間は残念ながら物事をどうしても忘れてしまうので、覚えておくためにメモ(覚え書き、備忘録)をとることが必要です。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス
第2回沖縄返還の政治過程(1)
第3回沖縄返還の政治過程(2)
第4回沖縄返還の政治過程(3)
第5回沖縄返還の政治過程(4)
第6回沖縄返還の政治過程(5)
第7回沖縄返還の政治過程(6)
第8回沖縄返還の政治過程(7)
第9回日中国交正常化(1)
第10回日中国交正常化(2)
第11回日中国交正常化(3)
第12回日中国交正常化(4)
第13回日中国交正常化(5)
第14回日中国交正常化(6)
第15回まとめ