授業の概要（ねらい）

　知的財産法（主として特許法、実用新案法及び意匠法）の概要について、具体的事例を通じて説明します。課題に係る回答を通じて、適宜、みなさんに議論していただきます。

授業の到達目標

　①本講義は、特許法等について、「法律学の各分野における基本的な知識を有し、その分野の全体像を見渡したうえで、論点を把握することができる」ようになることを目標とします。
　②各受講生において、特許法等の基本的考え方＝「どのような発明が何故保護されるのか」「どのような行為がどのような場合に侵害行為になるか（その理由）」などを概ね理解し、実際の事例の検討の方向性を見いだして、他者に説明できるようになることを目標とします。

成績評価の方法および基準

　基本的に期末試験結果（５０％）、課題提出・小テスト・授業での発言等（５０％）に基づき評価します。
　（専らオンライン授業となった場合、期末試験を行わず、オンラインでの課題提出状況・小テストに基づき評価します。）

教科書・参考文献

準備学修の内容

　各講義のレジメを配布・LMS掲載するので、当該レジメを読んでください。
　レジメ記載の課題について、各自が検討し、レポート提出又は発表（適宜指名）してもらいます。
　なお、新聞記事等を読むように努めてください（知的財産に関する記事等がたくさんありますから、注目してください。）。

その他履修上の注意事項

　法律の規定を知るのみならず、「何故、そのような取扱いになっているか（趣旨・目的）」などの問題意識を有して受講してください。
　なお、講義中の私語を厳禁とします。

授業内容