社会学演習Ⅳ
担当者大川 清丈教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSEM-402

授業の概要(ねらい)

 現代社会の教育において「能力」の見方が変わりつつある。そして「能力」をめぐって社会が変わりつつあるともいえる。そこで、能力論を論じた本書を読みながら、能力をめぐる問題を受講生と一緒に考えていくゼミ生各自が分担して、レジュメ(要約)を作成・報告し、ディスカッションを行う。本書は教育社会学者である著者が、能力主義について論じたものであり、教育や能力について一緒に考えていく。
 また、秋学期にはゼミ生各自が自分自身のテーマで報告を行う予定である。
 

授業の到達目標

 自分の頭で考える能力を身につけることを目標にする。

成績評価の方法および基準

 報告、議論への参加度合い(50%)、学期末レポート(50%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『暴走する能力主義――教育と現代社会の病理』2018 中村高康ちくま新書
参考文献 参考文献は使用しない。

準備学修の内容

 授業内容に関連する文献等を事前学習すること。
 MELICで図書を検索し借りること。

その他履修上の注意事項

 欠席しないこと。
 授業への参加が前提である。
 質問・コメントする等の参加が望ましい。

授業内容

授業内容
第1回 イントロダクション
第2回 報告の分担決め
第3回 報告と討論(1)
第4回 報告と討論(2)
第5回 報告と討論(3)
第6回 報告と討論(4)
第7回 報告と討論(5)
第8回 報告と討論(6)
第9回 報告と討論(7)
第10回 報告と討論(8)
第11回 報告と討論(9)(オンライン授業)
第12回 報告と討論(10)
第13回 報告と討論(11)
第14回 報告と討論(12)
第15回 授業のまとめ