担当者 | 大塲 麻代教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)] | |
科目ナンバリング | INR-101 |
今日、私たちの生活はグローバリゼーションの影響を大きく受け、日常生活において諸外国との結びつきを強く感じないではいられません。他方、私たちはある製品が如何にして作られ、また現地の人びとと如何に繋がり、その人びとがどのような生活を送っているのか、具体的に知ることは少ないのが現状です。本授業では、現地の人びとの日常を理解するとともに、如何に地球の裏側の人びとと繋がり相互扶助の関係にあるかを学んだ上で、今日の世界と私たちが遭遇する課題について論理的に思考していきます。まず、2015年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」について学びます。その後、スマホを通じて具体的な繋がりを学修していきます。アクティブラーニング的な手法を通して議論を多く取り入れます。受講生には発言が多く求められる授業です。
1)グローバリゼーションの概略を説明できる
2)グローバルな課題の具体例と相互依存の関係性を他者に説明することができる
積極的な授業参加(25%)、授業中の発言(25%)、期末テスト(50%)で総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | なし(プリント配布) | ||
参考文献 | 『世界を不幸にしたグローバリズムの正体』 | ジョセフ・E・スティグリッツ(著)鈴木主税(訳) | 徳間書店 |
参考文献 | 『未来を変える目標 SDGsアイデアブック』 | 蟹江憲史(監修) | 紀伊國屋書店 |
参考文献 | 『グローバリズムという病』 | 平川克美 | 東洋経済新報社 |
日頃からニュースを見聞きする中でグローバルな課題に関心を持ち、授業内容と併せて学期末試験に備えること
受講生が主体的かつ能動的に学修していく授業を展開していく予定です。そのため、受講者が著しく多い場合には、受講を制限する場合があります。積極的な授業参加や授業内での発言に加え、他者と協働しチームで課題に取り組む姿勢も求められます。各回の授業内容はあくまで目安です。受講生の理解度や関心に応じて適宜修正していきます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス(授業の目的、15回の流れ、成績評価など) |
第2回 | グローバル・スタディーズの意義と目的 |
第3回 | 持続可能な開発(SDGs)Goal_1ーGoal_4 |
第4回 | 持続可能な開発(SDGs)Goal_5ーGoal_8 |
第5回 | 持続可能な開発(SDGs)Goal_9ーGoal_12 |
第6回 | 持続可能な開発(SDGs)Goal_13ーGoal_17 |
第7回 | グローバリゼーションとは何か? |
第8回 | スマホから考察するグローバリゼーション(1) |
第9回 | スマホから考察するグローバリゼーション(2) |
第10回 | フェアフォンとは? |
第11回 | 地球環境を考える |
第12回 | グローバリゼーショングの恩恵と弊害を考える |
第13回 | グローバリゼーション・SDGsを再考する(1) |
第14回 | グローバリゼーション・SDGsを再考する(2) |
第15回 | 学期末試験 |