東洋史籍講読4-Ⅳ
担当者澁谷 由里教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングHAA-408

授業の概要(ねらい)

「ストレンジャー」・芥川龍之介がみた中国
1920年代における、芥川龍之介の中国旅行記を通じて、中華民国の社会状況や日中関係を学びます。また民国史に限らず、中国の文化や風俗、前近代の歴史も幅広く学び、芥川も魅了された「中国らしさ」について、皆さんと一緒に考えていく授業です。

授業の到達目標

1,中国近現代史および近代日中関係史の基礎を体得できる。
2,前近代史の研究成果や、歴史学の周辺領域を、自分の研究に役立てられるようになる。

成績評価の方法および基準

1,自主的研究に基づく報告(60%)
2,ほかの履修者に対する質問、意見(20%)
3,レポート(20%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『芥川竜之介紀行文集』山田俊治(編)岩波文庫
参考文献

準備学修の内容

自主的研究は、春期から継続しているものでも、秋期から新たに始めたいものでも、どちらでもかまいません。テーマを変更する場合は報告時にその理由と、今後の方向性を私に教えてください。

その他履修上の注意事項

自分の担当は責任をもってまっとうしてください。理由なく5回以上休んだり、報告をしなかったり、レポートを提出しなかった場合には単位を認定できません。ほかの履修者の報告もよく聞き、ペーパーや口頭で質問や意見を出し、報告者の回答や教員の補足説明からも学んで、自分の研究に役立ててください。

授業内容

授業内容
第1回夏休みレポートの提出、秋期研究テーマについての各自の簡単な報告、日程確認と報告順決め(9月30日、対面授業)
第2回履修者の報告(1)(10月7日、対面授業)
第3回履修者の報告(2)(10月14日、対面授業)
第4回履修者の報告(3)(10月21日、対面授業)
第5回履修者の報告(4)(10月28日、対面授業)
第6回履修者の報告<2巡目>(1)(11月4日、対面授業)
第7回履修者の報告<2巡目>(2)(11月11日、対面授業)
第8回履修者の報告<2巡目>(3)(11月18日、対面授業)
第9回履修者の報告<2巡目>(4)(11月25日、対面授業)
第10回履修者の報告<3巡目>(1)(12月2日、対面授業)
第11回履修者の報告<3巡目>(2)(12月9日、対面授業)
第12回履修者の報告<3巡目>(3)(12月16日、対面授業)
第13回履修者の報告<3巡目>(4)(12月23日、対面授業)
第14回最終レポート提出、履修者各自の振り返り、4年生から2年生へのアドヴァイス(2022年1月6日、対面授業)
第15回1年間を終えて、皆さんの勉学への、教員からのメッセージとアドヴァイス(2022年1月8日、LMS配信)