日本史籍講読2-Ⅳ
担当者佐伯 智広教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-404

授業の概要(ねらい)

 日本中世史を学ぶ上で、和様漢文を読み解く力は、絶対に欠かせないものです。この授業では、院政期の貴族である吉田経房の日記『吉記』を、分担して講読していきます。

授業の到達目標

 日本の中世記録史料を読解する能力を身に付けること。
 日本の中世貴族社会のあり方を理解すること。

成績評価の方法および基準

授業中発表20%
期末試験80%

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書なし
参考文献日本史を学ぶための古文書・古記録訓読法苅米一志吉川弘文館
参考文献日本の時代史7 院政の展開と内乱元木泰雄編吉川弘文館
参考文献増補改訂新版 日本中世史入門 論文を書こう秋山哲雄・田中大喜・野口華世編勉誠出版

準備学修の内容

 予習として、人名・地名・歴史用語等の下調べと、読み下し文・解釈の作成が必要です。
 復習として、読み下し文・解釈の見直しが必要です。

その他履修上の注意事項

 春学期に「日本史籍講読2A-Ⅰ」を受講していることが望ましいです。
 報告担当があらかじめ決まっている回に無断欠席した場合は、単位を認めません。

授業内容

授業内容
第1回授業の進行についてのガイダンス
第2回吉記の講読1
第3回吉記の講読2
第4回吉記の講読3
第5回吉記の講読4
第6回吉記の講読5
第7回吉記の講読6
第8回吉記の講読7
第9回吉記の講読8
第10回吉記の講読9
第11回吉記の講読10
第12回吉記の講読11
第13回吉記の講読12
第14回吉記の講読13
第15回問題演習(オンライン)