担当者 | 大浦 宏邦教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SOC-402 |
国際問題について、説得力のある議論を行うには、信頼性の高い資料を用いる必要がある。国際機関が発表した資料や、現地で調査を行う研究者が書いた著書や論文などが出発点になるだろう。これらについて、前期学んだ方法でクロスチェックを行って吟味すると、さらに信頼度を高めることができる。またこれらの資料を用いて統計的分析を行えば、新しい知見を得ることも可能になる。
後期は関心のあるテーマについて、必要に応じてグループを組んで資料を集め、お互いに矛盾がないか、あるいは他の資料で裏が取れるか検討してみよう。可能であれば統計的分析を行なって、どのような結果が得られるかを見てみたい。結果を学年末にプレゼンテーションができる形にまとめてみよう。
テーマに沿って信頼性の高い情報を集めることができる。
情報の信頼度を吟味し、統計的方法で分析することができる。
結果を分かりやすい形で、プレゼンテーションすることができる。
発表・レポートを70%、グループワークなど授業への参加状況を30%として、総合的に判断する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『ゼロからのプレゼンテーション 』 | 三谷 宏治 | プレジデント社 など |
夏休みの間に興味のある文献を読んでおいてほしい。授業は演習やディスカッションを主体に行う。情報の吟味や論理的に思考する力は一朝一夕に身につくものではない。繰り返し実践することが重要である。
日頃のニュース報道やネットの書き込みについても、批判的に検討する習慣をつけてみてほしい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 夏休みに読んだ文献の紹介 |
第2回 | テーマ設定とグループ分け。資料集め開始 |
第3回 | グループごとに資料紹介。全体で内容の吟味 |
第4回 | グループごとに資料紹介。全体で内容の吟味 |
第5回 | グループごとに資料紹介。全体で内容の吟味 |
第6回 | Excelを用いた資料の分析1 |
第7回 | Excelを用いた資料の分析2 |
第8回 | 分析結果の発表と検討1 |
第9回 | 分析結果の発表と検討2 |
第10回 | 追加資料の収集と追加分析 |
第11回 | 追加資料の収集と追加分析 |
第12回 | プレゼンテーション資料の制作 |
第13回 | プレゼンテーションの予行演習 |
第14回 | プレゼンテーションの予行演習 |
第15回 | 後期と全体のまとめ(オンライン予定) |