観光地理学Ⅰ
担当者
単位・開講先選択  2単位 [現代ビジネス学科]
科目ナンバリングHUG-101

授業の概要(ねらい)

 連日のように報道される日本各地の出来事、イベント、お祭り等を見聞きするにつけ、日本にはまだまだ知らないところが数多あることに驚かされる。
 この授業では、北海道から沖縄に至る日本の各観光地の基礎的知識(観光資源・伝統行事など)について学ぶ。学習にあたっては、新聞報道記事、担当教員が実際に足を運んで撮ってきた写真、さらにはご当地ソングを含むYouTube動画等をビジュアル的に用いて理解を深める。
 途中で1回、国内旅行専任コンダクター(添乗員)を招聘して、昨今の国内旅行事情・トレンドなどについて講演をしてもらう予定である。

授業の到達目標

(1)日本地理に関する情報量を、社会人として遜色ないレベルまで充実させることを目標とする。
(2)国家資格試験である旅行業務取扱管理者試験の国内観光地理で、合格が取れるレベル、あるいは国内地理検定の2級が取れるレベルの知識の修得を目標とする。

成績評価の方法および基準

 期末試験(80%、教科書類の持ち込み可)と自宅学習課題の取り組み状況(10%)、レポート(10%)によって評価する。出席状況が良くない場合は減点する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 『国内旅行地理 プラクティカル』JTB総合研究所
教科書 授業は毎回テキストに沿って行うので、持参必須。テキストがない学生は、無益な時間を過ごすことになるので留意のこと。
参考文献

準備学修の内容

 都内の各都道府県観光案内所などに足を運び、興味がある地域の情報を積極的に吸収してほしい。また日頃から、旅行会社のパンフレットや新聞の旅行広告に目を通す習慣をつけるとよい。さらには、できるだけ休みのたびに気になる観光地に出かけ、見聞を広めてほしい。
 復習は、毎回授業の最後に小テストを配布するので、自宅で学修してくること。学修してきた小テストは、次回の授業の最初に解答を配布するので、自己採点をして提出してもらう。
 また予習は、シラバスに沿って次回学修するテキストのパーツに目を通しておくこと。

その他履修上の注意事項

 総合旅行業務取扱管理者または国内旅行業務取扱管理者、国内地理検定資格を目指す学生は受講されたい。
 地図帳(出版社など特に指定しない。中学・高校で使用のもので可)があれば持参して、ことあるごとに地名や場所を確認するのが望ましい。

授業内容

授業内容
第1回(オンライン)イントロダクション
第2回<関東エリアⅠ>東京・横浜・茨城・栃木ブロック
第3回(オンライン)<関東エリアⅡ>埼玉・山梨・箱根・伊豆ブロック
第4回<関東エリアⅢ>群馬・新潟ブロック
<東北エリアⅠ>南東北ブロック
第5回<東北エリアⅡ>北東北ブロック
第6回<北海道エリア>
第7回<九州・沖縄エリアⅠ>北九州・中九州ブロック
第8回<九州・沖縄エリアⅡ>南九州・沖縄ブロック
第9回<中部エリアⅠ>中部山岳北部・南部・飛騨・北陸・能登ブロック
第10回<中部エリアⅡ>東海・名古屋ブロック
<関西エリアⅠ>伊勢・志摩・琵琶湖・若狭・丹後・城崎ブロック
第11回<関西エリアⅡ>京都・奈良・大和路・南紀・熊野・大阪・神戸ブロック
第12回「国内旅行最新事情」外部講師(専任コンダクター)予定
第13回<中国・四国エリアⅠ>四国ブロック 振り返り模擬テスト
第14回<中国・四国エリアⅡ>山陰・山陽・山口ブロック
<資料編>祭り・郷土料理・名産品・神社・仏閣・街並み等
第15回まとめとテスト