担当者 | 居郷 至伸教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 必修 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | THE-402 |
本演習では、春学期に検討したテーマ・領域について次に示す事柄を扱いながら理解を深める。人々のキャリア形成にとって教育、職業、福祉の各領域の活動はどのように関連するのか、参考となる文献の輪読や映像資料等の紹介を踏まえて探求していく。また、受講生が関心を寄せる領域を対象にした研究を進めていくために必要となる問いの吟味を行い、相互の議論によって各自の研究の基盤を作っていくことにも力を注ぐ。
・研究対象について適切に論じることができるようになる。
・受講生相互の議論を通じて、各々が研究したい領域が抱える課題を探ることができる。
・教育と社会を取り巻く課題を文献の内容や当事者の語りを踏まえて適切に理解できるようになる。
演習への参加状況(30%)、発表内容(40%)、発表に関連した課題への取り組み(30%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 指定しない。 | ||
参考文献 | 『キャリア教育――歴史と未来』 | KENNETH B. HOYT編著、仙﨑武ほか訳(2005) | 雇用問題研究会 |
参考文献 | 『「習慣病」になったニッポンの大学』 | 矢野眞和(2011) | 日本図書センター |
参考文献 | 『2030年 超高齢未来』 | 東京大学 高齢社会総合研究機構(2010) | 東洋経済新報社 |
参考文献 | ※その他、演習で配布するリストにて紹介する。 |
演習で扱う文献に予め目を通し内容の把握と議論すべきテーマを考えたうえで出席すること。また、各自が発表する内容について、春学期の報告内容の確認を踏まえて、事前に準備をしたうえで演習に臨むこと。
準備学修の内容を踏まえて演習に出席することはもちろん、積極的に議論に参加すること。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | 春学期の内容の振り返りとテーマ設定 |
第2回 | 教育を研究対象とする意義とは |
第3回 | ライフサイクルの変化と教育の役割再考 |
第4回 | 受講生の研究テーマの検討 |
第5回 | 文献検討 ― キャリア教育に関する議論を踏まえて |
第6回 | キャリア形成と教育・職業・福祉 |
第7回 | 受講生発表(1)内容の検討と議論を交えて |
第8回 | 受講生発表(2)内容の検討と議論を交えて |
第9回 | 受講生発表(3)内容の検討と議論を交えて |
第10回 | 受講生発表(4)内容の検討と議論を交えて |
第11回 | 受講生発表(5)内容の検討と議論を交えて |
第12回 | 受講生発表(6)内容の検討と議論を交えて |
第13回 | 受講生発表(7)内容の検討と議論を交えて |
第14回 | 受講生発表(8)内容の検討と議論を交えて |
第15回 | 授業総括(オンライン授業) |