担当者 | 大熊 誠二 | |
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単位・開講先 | 選択 1単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | ESS-203 |
水の特性を理解し、水中における身体活動を体験することにより、生涯スポーツとしての水泳の楽しさを学ぶ。また、本科目では特に近代泳法の中のクロールと背泳ぎの泳法と指導法の習得を目標とする。
①クロールで50m以上安定して泳ぐことができる。
②背泳ぎで50m以上安定して泳ぐことができる。
③クロールの指導のポイントとその根拠を説明できる。
④背泳ぎの指導のポイントとその根拠を説明できる。
⑤水泳指導における安全確保の方法(水質管理、バディシステムを含む)を説明できる。
授業に取り組む態度(30%)、レポート課題(30%)、実技試験(40%)で評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『水泳指導の手引き(三訂版)』 | 文部科学省、アイフィス | |
参考文献 | 『小学校学習指導要領解説体育編平成29年7月』 | 文部科学省、東洋館出版社 | |
参考文献 | 『中学校学習指導要領解説保健体育編平成29年7月』 | 文部科学省、東山書房 | |
参考文献 | 『高等学校学習指導要領解説保健体育編平成30年7月』 | 文部科学省、東山書房 |
授業中で学んだことをその日のうちにプリントにまとめ、ひとつのファイルに綴じるようにすること。
①競泳用の水着、水泳キャップ、ゴーグルを持参すること。
※レジャー用の水着やアクセサリー等、授業にふさわしくないものは不可
②筆記用具(ペン、ルーズリーフ、ファイルなど)を持参すること。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション【LMS】:授業の進め方・評価方法の確認、水泳の安全管理の方法(バディシステム、水質管理)、プール施設紹介、授業受講(抽選含)について |
第2回 | 水泳に必要な準備運動、水慣れの運動、水の特性、水中の生体応答、泳力チェック計測(25mクロール、25m背泳ぎ) |
第3回 | 重心と浮心の関係、背浮きの方法(講義)、背泳ぎの段階的指導1:背浮き、背浮きばた足 |
第4回 | 背泳ぎのプッシュの方法(講義)、背泳ぎの段階的指導2:ちょうちょう背泳ぎ |
第5回 | 背泳ぎのリカバリーの方法(講義)、背泳ぎの段階的指導3:クリオネ背泳ぎ、気を付け背泳ぎ |
第6回 | ローリングの意義と方法(講義)、背泳ぎの段階的指導4:背泳ぎのプル、ローリングを使った背泳ぎ |
第7回 | 背泳ぎの効率的な泳ぎ方(講義)、背泳ぎの段階的指導5:背泳ぎのキック、プル、呼吸動作のバランス、タッチターンとクイックターン |
第8回 | クロールのキックの意義と方法(講義)、クロールの段階的指導 1:ボビング、ばた足 |
第9回 | 水の抵抗と姿勢の関係(講義)、クロールの段階的指導2:けのび、けのびからのばた足 |
第10回 | クロールのプルの意義と方法(講義)、クロールの段階的指導3:面かぶりクロール(6ストロークゲーム)、クロールのプル |
第11回 | クロールのストロークの意義と方法(講義)、クロールの段階的指導法4:スムースな面かぶりクロール |
第12回 | クロールの呼吸動作の方法(講義)、クロールの段階的指導5:クロールの呼吸動作 |
第13回 | クロールの効率的な泳ぎ方(講義)、クロールの段階的指導6:クロールのキック、プル、呼吸動作のバランス、タッチターンとクイックターン |
第14回 | 実技試験:50mクロール、50m背泳ぎの泳法試験と2泳法のポイントのまとめ |
第15回 | 【LMS】授業の総括 背泳ぎとクロールの指導方法の振り返り、最終レポートの提出 |