地誌学概論Ⅱ
担当者野口  剛教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [資格科目]
科目ナンバリングHUG-202

授業の概要(ねらい)

 この授業は、現在の世界における社会現象を理解する際の基礎となる世界の諸地域の地理的特性を扱うものです。毎回、担当を決めて諸地域ごとに発表を行い、それをもとに討論を行います。また、その結果を発表者にフィードバックして、発表者はレポートの作成を行ないます。毎回、各自の予習状況を確認するために簡単なレポートを提出してもらいます。

授業の到達目標

 ①世界の諸地域の地理的特徴を理解して、それを的確に説明できる。
  ②地理学に関する術語を理解して、それを正確に使用することができる。

成績評価の方法および基準

 授業の3分の2以上に出席して毎時の予習レポートを提出することが大前提です。予習レポートの提出をもって出席の証拠とします。その上で、おおよそ予習レポート(35%)、授業における発表(30%)、発表後レポート(35%)の割合で総合的に評価を行ないます。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『新詳地理B』片平博文ほか帝国書院
教科書『新詳高等地図』斎藤正義ほか帝国書院
参考文献

準備学修の内容

発表者となっている人は必ず5冊以上の文献を参照し、準備を行なって下さい。また、毎回、予習の結果を提出してもらいますので、対象となっているテキストの部分を学習して予習レポートを作成してきて下さい。

その他履修上の注意事項

教職科目の1つです。いつでも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に臨んで下さい。なお、「授業の計画」の項目は、今後の社会状況などによって多少変わる可能性があることを承知しておいて下さい。

授業内容

授業内容
第1回この授業の展開の方法について。
第2回地誌学的な発表の方法を説明するとともに、発表の順番を決める。
第3回東アジアの地域を説明する。
第4回朝鮮半島の地域を説明する。
第5回台湾から東南アジアまでの地域を説明する。
第6回南アジアの地域を説明する。
第7回中央アジアから西アジアの地域を説明する。
第8回アフリカの地域を説明する。
第9回西ヨーロッパの地域を説明する。
第10回東ヨーロッパの地域を説明する。
第11回ロシア平原からカムチャッカ半島までの地域を説明する。
第12回北米大陸地域を説明する。
第13回南米大陸の地域を説明する。
第14回オセアニアと南極の地域を説明する。
第15回まとめ (オンライン授業)