ヨーロッパ経済論Ⅱ
担当者工藤 芽衣教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングECP-320

授業の概要(ねらい)

 ヨーロッパ経済論IIでは、1980年代以降のEU(EC)を中心としたヨーロッパ経済の歩みを扱います。1980年代頃、多くの国で経済政策の特徴が大きく変わり、自由化の度合いを一気に高めます。それがヨーロッパ統合に関わる制度や政策にどのように反映されたのかを学びます。後半は、現代のEUで生じている問題の概要を学びます。

授業の到達目標

①各時代ごとに、どのような出来事が起こって、どのような制度が形成されたのかを簡単に説明できる。
②EUで生じている問題を簡単に説明できる。

成績評価の方法および基準

授業中に実施する小テスト(40%)+レポート(60%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献

準備学修の内容

資料や参考文献の該当部分を事前に読み、わからない言葉、疑問点などをメモしておく。また、授業終了後に次の回までにレジュメを見直しておくと、次回の理解がスムーズになる。

その他履修上の注意事項

授業中に不要な私語を行わないことが大前提です。授業中の私語は他の受講者にとって大変迷惑な行為であるため、注意回数が多い場合には退室となります。

授業内容

授業内容
第1回導入(授業の概要)(オンデマンド)
第2回1980年代:国際経済とヨーロッパ各国の経済政策の変化
第3回1980年代:市場統合の加速
第4回1980年代:ヨーロッパ通貨制度(EMS)
第5回1990年代:ドイツ統一とEMS危機
第6回1990年代:経済通貨同盟とユーロ
第7回2000年代:EUの拡大
第8回第7回までのまとめ(オンデマンド)
第9回2000年代:ユーロ圏危機とは
第10回現代のEU:EUの経済成長戦略と雇用
第11回現代のEU:ユーロ危機後の各国の経済政策
第12回現代のEU:自由なヒトの移動
第13回現代のEU:経済と環境
第14回現代のEU:ヨーロッパ市民とEU
第15回まとめ