演習Ⅱ
担当者
単位・開講先必修  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

・企業人として必須となる「発信力」「プレゼンテーション力」を培う。
・チームでミッションを進める力、他者を理解し尊重できる人材を目指したい。
・現場で実際に起こっている事例を研究して実践型「マーケティングプロセス」を学修してゆきたい。
・産業と企業の基本を学び、社会での実践に役立つ知識を身につける。
・社会や生活、企業や仕事のしかたが大きく変化している。変化を正しく見極め、適切に対応してゆくために必要な
基本的な知識と考え方を身につけてゆきたい。
・新しい時代のテクノロジーやデータサイエンス、ビジネスインフラを理解する。
・アフターコロナやニューノーマルの時代を見据えて、経済・流通の現場で今何が起こっているのか、
起ころうとしているのか、ともに研究し学んでゆきたい。
・流通産業をはじめとして各産業や企業の活動を研究して【企業】を見る目を培う。
・経済活動の主役は我われ「生身の人間」です。「生身の人間」が行なう不可解な経済活動のメカニズムを知り、
ビジネスや生活で役立つ「行動経済学」を学修したい。

授業の到達目標

・実社会で活躍できる知識・見識を獲得する。
・「自分の考えを整理する力」・「他者への発信力」・「プレゼンテーション力」を身につける。
・社会の変化や産業・企業の活動の変化をつかみ、私たちの生活にどのような変化をもたらすかを理解できる知識を培う。
・私たちの周りで日々行なわれている経済活動を感じ取り観察して、その背景や流通的な側面、心理的なメカニズムなどを
理解するちからを身につけ、経済活動をマネジメントするちからを養う。
・質の異なる複数の情報や課題を整理し、まとめ、優先順位をつけて解決の道のりを計画するちからを身につける。

成績評価の方法および基準

プレゼンテーション:45%+他チームのプレゼンテーションに対する質問内容・グループワークへの積極的な参加55%
・あらかじめ打ち合わせの上、チームごとに具体的なテーマを決め調査研究を行ってください。
各チームごとに調査・研究結果のプレゼンテーションを行ない全員でディスカッションし知識を深めてゆきます。
研究への踏み込み、プレゼンテーションの内容、他チーム発表への質問(全員必須)により各自の問題意識を評価します。
・チームワークやリーダーシップを発揮してくれることを望みます。
※詳細は授業で説明します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
教科書
参考文献行動経済学入門リチャード・セイラー
訳者:篠原勝
ダイアモンド社
参考文献マーケティングの未来と日本フィリップ・コトラー
訳者:大野和基
(㈱)KADOKAWA

準備学修の内容

1、事前に指定する授業につき「授業の振り返り」を提出してください。
2、他チームのプレゼンテーマについて、全員が予習してください。

その他履修上の注意事項

・各回の授業内容は、仮の計画であり、状況を勘案の上、修正する可能性があります。

授業内容

授業内容
第1回・この授業の概要・評価方法の確認
・この授業で前期に講義したことの振り返り
・経済・産業・企業「キーワード」の確認
 
第2回・デジタルマーケティング
「ビッグデータとAI・アルゴリズム」・「データの管理者・利用者」・「データサイエンス」
第3回・デジタルマーケティング
「データマイニング(発掘・採掘)」・「プロファイリング(データによるターゲティング)
第4回・ニューリテールとラストワンマイル問題・ロジスティクス
・SSCM(サステナブル・サプライ・チェーン・マネジメント)
・ESG投資
第5回・マーケットトレンド
・現状の経済活動の変化を確認
・今後(来年以降)の流通マーケットトレンドを予測する
第6回・新技術とその可能性を考察する
・最新の経済・流通キーワード研究
第7回 【情報】に対する注意点 行動経済学や生存者バイアスからの警鐘
 データの管理者はだれか?データ経済、GDPRなど
第8回・実務者としての基本
・企業組織と機能、労働問題
・現状の課題とジョブ型雇用について
第9回・実務者としての基本
・今後の職場で最重要とされる能力「エモーショナルインテリジェンス」(感情的知能)について 
・リモートワークについての課題と変化
・「オフィス改革」・「ワーケーション」
第10回・実務者としての基本 
・発信力・プレゼンテーションの基本について
第11回・プレゼンテーション
・ディスカッションチーム1、2
第12回・プレゼンテーション
・ディスカッションチーム3,4 
第13回・プレゼンテーション
・ディスカッションチーム5,6
第14回・プレゼンテーション
・ディスカッションチーム7,8 
第15回 まとめ・総括