担当者 | 大野 貴司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
本演習では、「経営戦略論の理論と実践」をテーマとして、経営戦略論の基礎理論と理論の応用能力の習得を目指す。具体的には、経営戦略論のテキストの輪読による基礎的な知識の習得と、グループワークによるケース分析により演習における目的の達成を目指す。ケース分析の成果は経済学部ゼミナール研究報告会で報告することを予定している(中止の場合は別の手段でプレゼンテーションを行う予定)。
① 経営戦略論の基礎的な理論の習得。
② 経営戦略論の理論を用いながら実際の企業の経営の説明ができるようになること。
③ 経営戦略論及び経営学領域の基礎~応用的なテキスト、専門書を読みこなせるようになること。
グループワークへの貢献度 50%
グループで作成したビジネスケース分析の内容 50%
で評価する。
60点以上を合格とする。
※ 遅刻、無断欠席は厳しく対応する。やむを得ず欠席する場合は、事前に大野に連絡すること。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | プラットフォームの教科書 | 根来龍之 | 日経BP |
参考文献 | 人間性重視の経営戦略論―経営性と人間性の統合を可能とする戦略理論の構築にむけて― | 大野貴司 | ふくろう出版 |
事前学習:テキストの指定個所を読んだうえで、内容を理解できるようにしておくこと。
事後学習:再度テキストを読み込み理解を深めること。
今年度は前期末の経済学部ゼミ研究発表会への出場を予定しているので、当日が近くなるにつれ、早出・居残り作業をしてもらうことも出てくると思うので、ゼミ前後にはなるべく用事を入れないことが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 経営戦略論におけるプラットフォーム戦略の位置づけ |
第2回 | グループワークの前提となるグループダイナミクスの基本を学ぶ |
第3回 | プラットフォームにおけるレイヤー構造化、ネットワーク効果、 |
第4回 | クロスプラットフォーム、デバイス転換 |
第5回 | シェアリング、IOT |
第6回 | WTA(Winner Takes All)への布石、プロフィットプールの攻防、攪乱要因 |
第7回 | エコシステムのマネジメント |
第8回 | マルチホーミング、5つの対抗策、包囲戦略 |
第9回 | 事例分析①(グループによる事例選定) |
第10回 | 事例分析②(分析視点の決定) |
第11回 | 事例分析③(選定事例におけるプラットフォームと参加ユーザーの選定) |
第12回 | 事例分析④(選定事例におけるエコシステムのガバナンスの検討) |
第13回 | 事例分析⑤(選定事例における競争優位性の分析) |
第14回 | Power Pointによる報告資料の完成 |
第15回 | 当日の報告を想定したリハーサル |