演習Ⅱ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

歴史認識問題は今日、日本の政治外交における重要なテーマの一つとなっている。演習では、歴史をめぐって多様な見方があることを理解し、幅広い教養と倫理観を身につける。今年度は、慰安婦問題及び歴史問題全般をめぐる新聞報道に重点を置きたい。

授業の到達目標

①歴史認識問題に関する基礎知識を修得する。
②歴史認識問題について、バランスのとれた判断力を修得し、自分の考えを論理的に説明できる。

成績評価の方法および基準

授業への参加態度(発表及び討論)40%、期末レポート60%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書デジタル記念館「慰安婦問題とアジア女性基金」 (http://www.awf.or.jp)村山富市・和田春樹青灯社
教科書デジタル記念館は、ネットで閲覧可能な為、購入の必要なし。その他、必要に応じプリント配布する。
参考文献大沼保昭著、聞き手・江川紹子『「歴史認識」とは何か』中央公論新社

準備学修の内容

各回の報告者は、パワーポイントを準備してプレゼンテーションする。担当者以外の学生は、指定の資料の該当箇所を読み、問題意識をもって授業に参加すること。
日頃から、歴史認識問題に関する新聞記事に目を通しておくこと。

その他履修上の注意事項

授業中の私語など迷惑になる行為は厳禁する。

授業内容

授業内容
第1回演習全体の見取り図、成績評価の方法の説明、発表者の割り当てなど
第2回歴史認識問題全般について学ぶ
講義、討論
第3回歴史認識問題全般について学ぶ
講義、討論
第4回Webテキストから学ぶ(1)台湾における償い事業
発表、討論
第5回新聞報道を素材に学ぶ(1)
発表、討論
第6回Webテキストから学ぶ(2)オランダにおける償い事業
発表、討論
第7回新聞報道を素材に学ぶ(2)
発表、討論
第8回Webテキストから学ぶ(3)インドネシアにおける償い事業
発表、討論
第9回新聞報道を素材に学ぶ(3)
発表、討論
第10回Webテキストから学ぶ(4)被害者の声
発表、討論
第11回新聞報道を素材に学ぶ(4)
発表、討論
第12回Webテキストから学ぶ(5)国内外の論議
発表、討論
第13回新聞報道を素材に学ぶ(5)
発表、討論
第14回全体のまとめ(1)(オンライン)
LMSによる設問、知識の整理
第15回全体のまとめ(2)
講義・討論