演習Ⅱ
担当者
単位・開講先必修  2単位 [法律学科 2018年度以降]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

 このゼミは、日本国憲法の基本的人権・統治機構に関する諸問題について理解をより深めることを目的としています。具体的には、近年、社会的関心を集めた、憲法に関わる政治・社会問題を取り上げ、判例や法制度の分析も含め、憲法の観点から検討を行います。受講者には特定の問題について憲法の観点から報告・議論を行ってもらいます。ただし、受講者の人数または要望に応じて、内容を一部変更することがあります。

授業の到達目標

 ①憲法判例・学説の到達点及び関連する法制度の現状を理解する。
 ②報告及び議論を行うための基礎的能力を習得する。

成績評価の方法および基準

 報告内容、発言などの平常点(100%)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『憲法判例百選I・II(第七版)』長谷部恭男ほか編有斐閣、2019年

準備学修の内容

 次回に扱う論題について事前に検討し、授業後に、議論した内容をよく確認すること。

その他履修上の注意事項

 演習形式の授業ですので、積極的に議論に参加してください。

授業内容

授業内容
第1回後期演習の流れ・目的の説明、及び受講者の報告内容の決定
第2回報告の仕方について(前期の内容を踏まえた発展的なもの)
第3回報告①(生存権)
第4回報告②(教育を受ける権利)
第5回報告③(労働基本権)
第6回報告④(権力分立)
第7回報告⑤(政党)
第8回報告⑥(立法権)
第9回報告⑦(独立行政委員会)
第10回報告⑧(議院内閣制)
第11回報告⑨(司法権)
第12回報告⑩(財政)
第13回報告⑪(地方自治)
第14回憲法学の先端的課題(オンライン授業の予定)
第15回まとめ
※以上は、あくまで予定である。