担当者 | 石川 義孝教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | ECP-304 |
この授業では、日本で少子高齢化の進展や人口減少社会への移行が見られる中、社会・経済に大きな影響を与える人口の動向について学んでいきます。授業は、これに関係するいろいろな概念の解説をおこなうとともに、人口分析のための方法やデータについても解説します。
春期には、人口に関する基礎的な理論や方法を学びながら、日本を対象に、出生・死亡・移動という人口変化の3大イベントを中心に、これに関係するいくつかのテーマについて、地域人口という観点から、概観します。秋期には、春期の内容を受けて、人口減少時代を迎えた日本にとって特に重要な存在である在留外国人について、解説します。これは、外国人が、減少しつつある日本人を補完し日本社会への貢献を期待しうる、という意義を持っているからです。
①外国人人口が日本の社会・経済に及ぼす影響について、考える力を高める。
②在留外国人の推移と現状について、実証的なデータを基に、理解を深める。
授業で何回か提出してもらう、授業の内容の理解を確認するための小テストの解答状況が50%、期末の試験が50%、の割合で評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『移民が導く日本の未来:ポストコロナと人口激減時代の処方箋』 | 毛受敏浩 | (明石書店) |
参考文献 | 『地図でみる日本の外国人 改訂版』 | 石川義孝編 | (ナカニシヤ出版) |
前回の授業内容を復習するとともに、次回の授業内容の予習をして、授業に臨むようにして下さい。
予備知識は特に必要としません。春期と秋期の授業を連続で受講していただくのが、望ましいです。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 講義の進め方 |
第2回 | コロナショック |
第3回 | 課題解決策としての日本人 |
第4回 | 日本語の壁 |
第5回 | 外国人が直面する壁 |
第6回 | 新たな政策への方向転換 |
第7回 | 技能実習度制度 |
第8回 | 特定技能制度 |
第9回 | 在留外国人等基本法の重要性 |
第10回 | 30年間の政策空白 |
第11回 | 受け入れの費用対効果 |
第12回 | 地域に定着した外国人 |
第13回 | 成功へのカギ、外国人受け入れを展望する |
第14回 | 試験 |
第15回 | オンライン授業(期日未定) |