担当者 | 中村 楼蘭 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [政治学科] | |
科目ナンバリング | INR-301 |
国際政治学の基礎として3つの事項を講義します。
1.国際政治、国益、パワー、国力といった基礎的用語の意味。
2.現代国際政治のアクター。
3.国際政治におけるリアリズムとリベラリズム。
目的は現代国際政治の構造の理解です。
単位取得時に①今日広く深い理解が求められている国際政治の構造を説明できる、②国際政治の構造を理解したうえで、政治外交・安全保障に関する意見を述べることができる。
授業内試験を4回実施したうえで、定期試験期間内に期末試験を実施します。全ての試験の得点を加算し、平均して成績をつけます。各試験の成績評価における比重は同一(20%ずつ)です。
情報は記憶しなければ知識にならないので、全ての試験で資料等の持ち込みは不可とします。
出席を怠ると授業内試験を受けられず、期末試験前に不合格が確定してしまう恐れがあります。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | セメスターの初期に専用プリントを配付します。A4判35枚程度を配付する予定です。 | ||
参考文献 | 『国際政治事典』 | 猪口孝他編 | 弘文堂 |
適宜、1000字程度のレポートを提出してもらいます。そのテーマは「日本のソフト・パワー」「経済的相互依存の進展は国際秩序をもたらすか」、「リアリズムとパワー」等です。
提出期限は原則次回授業の終了時刻とします。優れたレポートを提出した者には成績評価の際に加点します。未提出者、不十分なレポートを提出した者、期限までに提出できなかった者には減点の措置をとります。
①政治学や国際関係論等の国際政治学に関連する科目を一つ以上履修しておいてほしいです。
②コンスタントに出席して、プリントを全て受け取り授業内試験を全て受けて下さい。同じプリントの配付は2回で終わりです。授業内試験未受験者に対する追試験については授業内に口頭で通知します。出席は、学生証のカードリーダーへのタッチで判定します。なりすまし防止のため、学生証を忘れた場合は原則、欠席とします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス:授業方針をよく聞いて履修登録するか否かを判断する。 国際政治学の定義、国際政治と国内政治との相違を学ぶ。 |
第2回 | リアリズムの基本スタンスを学ぶ。 |
第3回 | 国際政治のアクターを学ぶ。 |
第4回 | 政治権力としてのパワーについて学ぶ。 |
第5回 | パワーと軍事力の違いを学ぶ。 |
第6回 | 第1回授業内試験 パワーの源泉(地理、天然資源)を学ぶ。 |
第7回 | パワーの源泉(工業力、軍備)を学ぶ。 |
第8回 | パワーの源泉(人口)を学ぶ。 |
第9回 | パワーの源泉(国民性、国民の士気)を学ぶ。 |
第10回 | 第2回授業内試験 パワーの源泉(外交の質)を学ぶ。 |
第11回 | パワーの源泉(政府の質)を学ぶ。 |
第12回 | 第3回授業内試験 心をめぐる闘争とソフト・パワーの関係を学ぶ。 |
第13回 | 権力闘争的国際政治観とそれへの批判を学ぶ。 |
第14回 | リベラリズムの概容を学ぶ。 |
第15回 | 第4回授業内試験 リアリズムとリベラリズムの議論を俯瞰する。 |