文化交流史Ⅱ
担当者保田 那々子
単位・開講先選択  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングHSG-102

授業の概要(ねらい)

我が国の文化は諸外国との交流のなかで形成され、また他方では諸外国へ影響を与えてきた。この授業では装いと意匠に焦点を合わせ、文化交流が日本文化へ与えた影響と、日本文化が諸外国へ与えた影響の両面を概説する。原始から近代に至るまでの経過を概観していくため、通年での履修が望ましい。なお後期では中世から近代までを扱う。

授業の到達目標

①中世から近代までの対外交流による日本文化への影響、他国文化への影響を説明できる。
②日本の装いの変遷を対外交流の観点から説明できる。

成績評価の方法および基準

【修正あり】
・期末試験40%(到達目標①②)
・中間テスト25%(到達目標①)
・ワークシート25%(到達目標②)
・出席10%(2/3以上の出席必須)

※全体の60%以上で合格=単位獲得
※期末テストよりも通常の授業での学習成果を重視する
※期末試験を受けないと単位がとれないが、期末試験だけを頑張っても単位がとれない

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書・参考図書ともに使用せず、プリントを配布する。
参考文献

準備学修の内容

・日本史の知識が前提となるため、授業前に復習をしておく。
・授業プリントやノートを見返して復習する。
・関連する展示があれば授業中に案内するので、足を運ぶことが望ましい。

その他履修上の注意事項

質問やリアクションペーパーを通じての積極的な授業への参加を期待する。
私語など、他の学生の授業参加の妨げとなる行為がある場合、退出を命じることがある。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス(前期の復習)
第2回変化する戦闘方法
第3回倭寇と日明貿易
第4回南蛮文化と大名
第5回かぶき者
第6回キリスト教と美術
第7回鎖国中の日本とヨーロッパ
第8回鎖国中の日本とアジア
第9回アイヌ・琉球の装い
第10回異国船来航と漂流民
第11回お雇い外国人と留学生
第12回女性旅行家がみた日本
第13回ジャポネズリとジャポニスム
第14回まとめ、期末試験
第15回【LMSによる追加授業】装いのジャポニスム(掲載時期は初回授業で告知する)