担当者 | 山中 左衛子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [政治学科] | |
科目ナンバリング | MAN-202 |
新型コロナウィルスの流行は、人々の行動様式に大きな変化をもたらしました。ホスピタリティ産業においては、少子高齢化による労働力不足の状況から一転、非接触化と省力化が同時進行しています。加えてSDGsの高まりとともに、ホスピタリティ産業もまた、一層の対応を迫られています。
この演習では、皆さんがそれぞれの興味に合わせてテーマを決め、グループに分かれて自主研究を行い、パワーポイントで発表し、個別にレポートを作成します。テーマの対象には、宿泊業、飲食業、旅客業、エンターテインメント業に、大学という私たちにとっての「現場」を加えます。
サブテーマとして、皆さんが、企業人になったときに必要な「考えて伝える力」を磨きます。企業では業種にかかわらず、上司への報告・相談、説明、職種によって顧客応対、商談、マスコミ対応、その他あらゆる場面で、自ら調べ、考えたことを口頭あるいは文書やメモ、メールで伝えることが求められます。考えて伝える力は基本を知り、繰り返し実践し、フィードバックを受けることで必ず向上します。
そこで皆さんは「大学」を題材として、企業で戦略方向性の討議に使われるSWOT分析に挑戦し、一方で短い文章を「書く」ことからはじめます。題材としては、主にホテル業の社内外の場面を想定した事例や新聞・雑誌等の記事をもとに「考えたことをまとめる力」を養います。皆さんはリアクションペーパーを数回提出する他、発表に関するメールや報告書も企業の書類作成の様式で行います。なお産業界からゲストスピーカーを招くことがあります。
この演習では、ホテル企業での教員自身の実務経験を活かした授業を行います。現場、マーケティングセクションの管理職、人材育成、リスク管理部門の責任者、さらには業界団体である一般社団法人日本ホテル協会の研修委員を務めた経験から得た知識と経験を、指導やケーススタディに取り入れて、皆さんとシェアします。
(1)ホスピタリティ産業の課題を見つけ、改善のきっかけを提案する力が身につきます。
(2)考えを短い時間でまとめて書く力が向上し、文書を作成する力が身につきます。
出席は必須です。発表(評価割合40%)、中間・期末個別レポート(評価割合20%)、
リアクションペーパー(評価割合30%)、アイデア提供や積極的発言などの授業への協力(評価割合10%)により評価されます。
なおチームリーダーに対しては、メンバーをまとめ、チームの課題を提出する責任者として加点します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 適宜資料を配付します。 | ||
参考文献 |
必要に応じて、各回の終わりに、テーマに関連する課題を出しますので、準備して授業に参加しましょう。
グループワークが中心となるため、出席は必須です。特に発表直前の授業で、連絡なく欠席すると大幅に減点します。
受講者の上限は、演習の性格上25名を目途とし、希望者が多い場合は抽選を行いますので、初回のオリエンテーションに必ず参加してください。
なお第5回の「伝える力(1)①グループ演習SWOT分析 講義編」は、LMSによるオンデマンド授業を予定しています。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 自己紹介、フレームワークとは何か テーマを考える |
第3回 | テーマを持ち寄る・グループ決め |
第4回 | グループ決定・テーマを絞る① |
第5回 | 伝える力(1)①グループ演習SWOT分析 講義編 |
第6回 | 伝える力(1)②グループ演習SWOT分析 実践編 |
第7回 | グループ決定・テーマを絞る② グループごとの調査・討議① |
第8回 | 伝える力(2)問題解決型プレゼンについて グループごとの調査・討議② |
第9回 | グループごとの中間発表準備 |
第10回 | グループごとの中間発表 |
第11回 | 中間発表フィードバック・伝える力(3) |
第12回 | グループごとの調査・研究・討議① |
第13回 | グループごとの調査・研究・討議② |
第14回 | グループごとの最終発表準備 |
第15回 | グループごとの最終発表/個別報告書提出 |