担当者 | 野口 洋平 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-201 |
本講義は、観光供給を担う各種事業活動(=観光事業)の全貌を、経営学の枠組みと理論に基づいて概観する。そのために、観光経営の現場における問題の所在、諸問題が生起するメカニズム(原因と結果の関係)、諸問題の解決に資する方策、観光のさらなる振興に寄与する事業創造等、理論と事例分析を通じて考察する。この講義は、前期(観光経営学I)と後期(観光経営学II)の2つに分け、前期は「観光経営の基礎理論」、後期は「観光事業の経営及び環境の理解」を中心に講義を行う。なお、観光分野の実務家を外部講師として招きして講義を行うこともある。
観光経営に関する理論に基づき、観光事業を取り巻く環境に対する理解を深めて、観光事業の諸分野を概説できることを目標とする。具体的には下記のようになれることを期待する。
・観光経営に関する理論について概説できる。
・観光事業の取り巻く環境(情報、政策など)の課題とその解決について理解することができる。
・さまざまな観光事業体の現状と課題について概説できる。
テスト(100%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『観光経営学』 | 岡本伸之編著 | 朝倉書店 |
参考文献 |
前回の講義内容を復習してレポートにまとめること。教科書の該当ページを事前に読んだ上で授業の臨むこと。
教科書のうち、授業内で取り扱う章は、授業の進行度合いや履修者の理解度、観光経営学2の予定などによって変更する場合がある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業に関するガイダンス、観光産業の現状について概説する。 |
第2回 | 観光経営に関する理論について解説する。 |
第3回 | 観光経営を取り巻く環境について解説する。 |
第4回 | 宿泊産業経営の現状について解説する。 |
第5回 | 宿泊産業経営の課題と展望について解説する。 |
第6回 | 外食産業経営の現状について解説する。 |
第7回 | 外食産業経営の課題と展望について解説する。 |
第8回 | 接遇と顧客満足について諸理論を解説する。 |
第9回 | 接遇と顧客満足の課題と展望について解説する。 |
第10回 | 集客戦略について諸理論を解説する。 |
第11回 | 集客戦略の課題と展望について解説する。 |
第12回 | 観光産業の人的資源管理に関する理論を解説する。 |
第13回 | 投資とアセットマネジメントに関する理論を解説する。 |
第14回 | ポストモダンと観光に関する理論を解説する。 |
第15回 | 総括と理解度を確認する試験を実施する。 |