担当者 | 保田 那々子 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | JLT-102 |
日本の服飾の歴史を教科書に沿いつつ図像資料と文献資料を用いて概説する。通年での履修が望ましい。後期は中世から現代までを扱う。
①服飾の変遷とその要因を理解し、説明できる。
②図像をみてどの時代のどのような身分の人物か、その理由も合わせて説明できる。
【修正あり】
・期末試験40%(到達目標①②)
・中間テスト25%(到達目標①)
・ワークシート(2回)25%(到達目標①)
・出席10%(※2/3以上の出席必須)
※全体の60%以上で合格=単位獲得
※期末試験の点数よりも通常の授業での学習成果を重視する
※期末試験を受けないと単位がとれないが、期末試験だけを頑張っても単位がとれない
※小テストとワークシートの実施方法は初回授業で告知する
・教科書の次回範囲を読み込み、流れをつかんでおく
・授業後に画像資料と照らし合わせながら復習しておく
・授業内容に関連する展示がある場合は告知するので、できるだけ足を運んでほしい
【夏休み以降の関連企画展】
・「ファッション イン ジャパン 1945-2020―流行と社会」国立新美術館(六本木)9月6日まで。https://www.nact.jp/
・「大江戸の華ー武家の儀礼と商家の祭ー」江戸東京博物館(両国)9月20日まで。https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
・「再現 女性の服装1500年」文化学園服飾博物館(新宿)9月28日まで。https://museum.bunka.ac.jp/
・「寿ぎのきもの」そごう美術館(横浜)10月16日から11月14日まで。https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/
質問やリアクションペーパーを通じての積極的な授業への参加を期待する。
私語など、他の学生の授業参加の妨げとなる行為がある場合、退出を命じることがある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス、前期の復習、きものの構造 ※のり・はさみを用意すること |
第2回 | 武家服飾の成立への道①(鎌倉時代) |
第3回 | 武家服飾の成立への道②(鎌倉時代) |
第4回 | 武家服飾の発展と庶民服飾(南北朝~室町時代) |
第5回 | 武家服飾の完成と武家服制(戦国~江戸時代) |
第6回 | 小袖文化の開花①(安土桃山~江戸時代) |
第7回 | 小袖文化の開花②(安土桃山~江戸時代) |
第8回 | 江戸風の趣味と「いき」の美意識(江戸時代) |
第9回 | 外来染織品の受容と染織技術の発達(安土桃山~江戸時代) |
第10回 | 洋装の導入と和装の変化①(明治時代~第一次世界大戦) |
第11回 | 洋装の導入と和装の変化②(明治時代~第一次世界大戦) |
第12回 | 洋装の普及(第一次世界大戦終戦~第二次世界大戦) |
第13回 | 洋装化の波の中で(第二次世界大戦終戦~1950年代) |
第14回 | まとめ、期末試験 |
第15回 | 【LMSでの追加授業】国際化したファッションの中で(掲載時期は初回授業で告知する) |