宿泊産業論Ⅰ
担当者具  敏靖
単位・開講先選択必修  2単位 [観光経営学科]
科目ナンバリングMAN-207

授業の概要(ねらい)

ツーリズムの基幹産業である宿泊産業について体系的な専門知識の理解を深めることを目標に、ホスピタリティ産業の意味や役割、産業の全貌を概観する上で、宿泊産業のなすべき役割、そしてサービスとホスピタリティの本質の理解を目指す。具体的には、日本および欧米の宿泊(ホテル)産業に関する歴史・事業発展過程の解説を通じて宿泊(ホテル)ビジネス全般にわたる基礎知識およびサービスとホスピタリティ概念の相違等宿泊(ホテル)を取り巻くホスピタリティ産業を俯瞰的に解説する。

授業の到達目標

本講義の到達目標は下記のとおりである。
 ①宿泊産業を取り巻く環境を理解し、宿泊産業の現状を説明することができる。
 ②宿泊産業にかかわる諸理論を理解し、説明することができる。
 ③宿泊産業にかかわるステークホルダーの役割を理解することができる。

成績評価の方法および基準

毎回の準備学修のレポート(30%)、期末テスト(50%)、出席状況(10%)、授業態度(10%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 テキストは指定しない。必要な場合授業中に資料を配布する。
参考文献コトラーのホスピタリティ&ツーリズム・マーケティングフィリップコトラー・ジョンボーエン・ジェームズマーキンズピアソン・エデュケーション

準備学修の内容

シラバスと前回授業における説明をもとに、授業内容に関するレポートを毎回提出する必要がある。

その他履修上の注意事項

・上記の参考図書を講読することを勧める
・できれば、宿泊事業論IとII、両方の履修が望ましい。
・講義内容を含め、授業に関する連絡は授業の前日までを期日とする。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス・観光とホスピタリティ産業 (オンライン)
第2回 宿泊産業の基礎的な性格及び経営特性
第3回欧米におけるホテルの起源と歴史的変遷
第4回日本における宿泊施設の起源と歴史的変遷
第5回宿泊産業のビジネススキームと特性
第6回宿泊産業のカテゴリー化
第7回ホテルの経営形態とホテルチェーン①
第8回ホテルの経営形態とホテルチェーン②
第9回宿泊施設の運営と経営指標①
第10回宿泊施設の運営と経営指標②
第11回ホテルと旅館の経営的特性の差異
第12回サービスとホスピタリティの相違性
第13回顧客満足とロイヤルティ
第14回総括とテスト
第15回宿泊ビジネスの多様化(オンライン)