担当者 | 時崎 暢教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | BAM-101 |
本講義では大学生として知っておくべき基本的な体のしくみと病気の成り立ちについて、生理学・解剖学から発展させ、身に付けることを目標としています。自分自身や周囲の人たちに関わりのある疾患を始め、日常よく遭遇する症状や疾患についての正しい知識を得られること、一次救命処置についても実践できる知識をつけられるよう講義を構成しています。
第8回の講義では出生前診断というテーマを中心として、『医の倫理』についてディスカッション形式で講義を行います。
本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は国家資格を有する医師であり、整形外科、リハビリテーション、骨軟部腫瘍、がん治療、緩和医療を専門としております。臨床医療での実例や現場での課題を交えて講義を展開していきます。
私たちの体のしくみと病気の成り立ちについて理解すること。心の病気についても、若年者に多い疾患について理解し、対応についても修得することを目標とします。
『医の倫理』とはどのようなことなのか、どのようなことが問題になるのかを理解することも目標とします。
評価は定期試験の成績(60%)、講義中の小テストの成績(20%)、出席状況、講義中の積極性および学習態度(20%)などを総合して行います。定期試験を受験するには、講義の2/3以上出席していることが条件となります。定期試験を欠席した場合、成績評価は0になります。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特定のテキストは使用しません。講義ごとに資料を配布します。 | ||
参考文献 | 『目でみる救命救急医療』2014 | 杉本監修 | 日本臨牀社 |
MELIC内の参考図書やweb検索などで、積極的に準備学習、復習をすることが望ましい。LMS上に連絡事項や資料も載せるので、随時確認すること。
第15回『小児の成長と発達』はオンライン授業になります。日程については後日お知らせします。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 呼吸のしくみと呼吸器疾患 |
第2回 | 循環のしくみと循環器疾患 |
第3回 | 消化吸収のしくみと消化器疾患 |
第4回 | 運動器の構造と働き |
第5回 | 代謝のしくみと栄養 |
第6回 | 救急蘇生と応急処置-春夏編- |
第7回 | 春夏に気をつけたい感染症/講義内小テスト |
第8回 | 出生前診断と『医の倫理』 |
第9回 | 神経系の構造と働き |
第10回 | 感覚器の構造と働き |
第11回 | 血液のしくみと血液疾患 |
第12回 | こころの病気 |
第13回 | 加齢による心身の変化 |
第14回 | 総括と定期試験 |
第15回 | 小児の成長と発達(オンライン授業) |