スペイン語翻訳Ⅰ
担当者千代 勇一教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングSPA-305

授業の概要(ねらい)

 この授業は中級文法と日常会話レベルのスペイン語を習得した学生を対象として、高度な翻訳技術を身につけることを目標としています。スペイン語の文章を、単語の意味をつなげて「なんとなく意味がわかる」のではなく、文法知識を踏まえて正確に理解し、正しい日本語の文章に訳す技術を学びます。また、DELEのA1またはA2に十分合格できる力を身につけるための読解力の養成も重視するため、「スペイン語文法Ⅱ」の教科書を用います。
 また、翻訳のための語彙力の強化も行います。単語の代表的な単一の意味あるいは日本語との一対一の意味に依存しない翻訳をするために、単語の幅広い意味や用法を学び直すとともに、品詞に注目した派生語、さらに同義語・反意語と関連付けて語彙を増やしていきます。

授業の到達目標

 全体の目標としては既習の文法事項を用いて正確な日本語への翻訳ができるようになることですが、とくに以下の項目の達成を目指してください。
(1)基礎:辞書を使わずに大意の把握ができる。
(2)応用:正確かつ自然な日本語の翻訳ができる。また、そのための語彙力を身につける。
(3)発展:スペイン語検定3級、DELEのA2・B1に合格する力を身につける。

成績評価の方法および基準

授業参加(宿題の履行など):50%/試験:50%
※欠席が規定回数を超えた時点で期末テストを受けることができなくなります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『エレラボA1-A2』(「スペイン語文法Ⅱ」と同じ教科書です)フアン フェリペ ガルシア サントス(他)朝日出版社
参考文献

準備学修の内容

・毎回、授業の1週間前にLMSを通じて翻訳の課題を出します。辞書を使い、必ず次の授業までに自分の力でやってください。わからない部分があっても構いません。その場合は該当する部分に印や疑問点をメモして、どのような点がわからないのかを遠慮なく質問してください。
・翻訳はパソコンで作成し、MS Wordまたはテキスト形式のファイルで締め切りまでにLMSに課題として提出してください。原則としてその他の形式、送付方法は認めません。
・授業の際には間違えた部分の確認を行うほか、役立つ表現、興味のある言い回し、新しく学んだ単語などをスペイン語力の向上のために書きとめ、授業後には必ず復習してください。
・授業で解説した語彙を授業外で練習問題を解きながら覚え、それを小テストにより確認してください。

その他履修上の注意事項

・翻訳は事前に必ずやって持参することが求められます。やっていない場合は授業不参加とみなされます。
・欠席や遅刻をしないようにしてください。複数回の遅刻は欠席と同様の扱いを受けます。
・授業中は私語、居眠りは厳禁です。授業への不参加とみなされます。
・携帯電話の操作を禁止します。したがって、時計や辞書は携帯電話以外のものを使うようにしてください。

授業内容

授業内容
第1回Unidad 7(買い物):前半
第2回Unidad 7(買い物):後半
第3回Unidad 8(健康ライフ):前半
第4回Unidad 8(健康ライフ):後半
第5回Unidad 9(私はそこに行ったことがあります):前半
第6回Unidad 9(私はそこに行ったことがあります):後半
第7回理解度の確認
第8回Unidad 10(懐かしい思い出):前半
第9回U7~9の理解度確認の解説【LMSによる遠隔授業】
第10回Unidad 10(懐かしい思い出):後半
第11回Unidad 11(今日の出来事):前半
第12回Unidad 11(今日の出来事):後半
第13回Unidad 12(バカンス1):前半
第14回Unidad 12(バカンス1):後半
第15回総括