東洋史特殊講義4A-Ⅰ
担当者澁谷 由里教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングHAA-207

授業の概要(ねらい)

張学良の100年
 1936年に西安事件を起こし、中国を「抗日」へと転換させた張学良は、どのような時代を生き、どのような人物だったのでしょうか。20世紀の中国・台湾史、日中関係史を通じて考えていきます。

授業の到達目標

1,おおむね20世紀の中国・台湾史、日中関係史の基礎を理解できる。
2,張学良が上記の歴史の中で果たした役割を理解できる。

成績評価の方法および基準

LMSに出題する、複数回の課題への解答(90%)
課題提出期限厳守の度合い、および出席回数・ログイン回数(10%)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『現代中国の歴史 第2反 両岸三地100年のあゆみ』久保亨、土田哲夫ほか東京大学出版会
参考文献『馬賊の「満洲」ー張作霖と近代中国ー』澁谷由里講談社学術文庫

準備学修の内容

20世紀の中国近現代史と日本近現代史について、高校教科書(もしくはそれに相当する書籍)で予習しておくこと。授業に持参してもよい。

その他履修上の注意事項

LMS上に出した課題への解答を忘れないこと。解答忘れや誤送信の放置などがあった場合は、最終成績から1ランク下げる。例えば合計が60点(「可」相当)だったとしても、解答回数に欠落があれば「不可」となる。

授業内容

授業内容
第1回教員自己紹介とガイダンスー張学良はなぜ重要人物なのかー(4月13日、LMS配信)
第2回張学良誕生(1901年)前の中国(4月20日、対面授業)
第3回張学良誕生のころの中国(4月24日、LMS配信)
第4回幼少期から青年期(1911-19年)のできごと(1)(4月27日、対面授業)
第5回幼少期から青年期のできごと(2)(5月11日、対面授業)
第6回青年期(1920-25年)のできごと(1)(5月18日、対面授業)
第7回青年期のできごと(2)(5月25日、対面授業)
第8回父の死(1928年)のころ(1)(6月1日、対面授業)
第9回父の死のころ(2)(6月8日、対面授業)
第10回父の死後(1928-30年)(1)(6月15日、対面授業)
第11回父の死後(2)(6月22日、対面授業)
第12回満洲事変(1931年)と満洲国建国(1932年)のころ(1)(6月29日、対面授業)
第13回満洲事変と満洲国建国のころ(2)(7月6日、対面授業)
第14回国共内戦か抗日か(1933-36年)(1)(7月13日、対面授業)
第15回国共内戦か抗日か(1933-36年)(2)(7月20日、対面授業)