地理学特殊講義2A-Ⅱ
担当者平野 淳平教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングGGR-204

授業の概要(ねらい)

過去約100万年間の間、日本列島の地形は激しい地殻変動と侵食作用の影響を受けて、その姿を変化させてきました。この授業では、現在の日本列島の地形が形成された過去約100万年間を中心に、日本各地の地形の成り立ちを自然地理学的視点から解説します。

授業の到達目標

日本各地の地形の特徴と地形発達史を理解し、地形の形成要因を説明できるようにする。

成績評価の方法および基準

試験の結果(80%)と受講態度(20%)をもとに成績を評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書教科書は特に指定しません。
毎回、プリントを配布します。
 
参考文献山崎晴雄・久保純子(2017):『日本列島百万年史』講談社ブルーバックス

準備学修の内容

講義内容を復習するように心がけてください。

その他履修上の注意事項

毎月の月末にLMSを通じて質問・感想を提出してください

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス、受講上の注意
第2回日本列島の成り立ち:日本列島はなぜ弓形をしているのか
第3回北海道の地形:大雪山と石狩平野
第4回東北地方の地形:奥羽山脈と三陸リアス式海岸の成り立ち
第5回関東平野の地形:関東平野はなぜ広いのか
第6回中部地方の地形①:富士山はなぜ高いのか
第7回中部地方の地形②:日本アルプスの成り立ち
第8回近畿地方の地形①:近畿三角帯-京阪神と中京の地形
第9回近畿地方の地形②:六甲山と神戸の地形
第10回中国地方の地形①:南海トラフと西南日本の地形
第11回中国地方の地形②:瀬戸内海と中国山地の地形
第12回九州地方の地形①:九州山地の地形
第13回九州地方の地形②:シラス台地を作った巨大火砕流
第14回南西諸島の地形
第15回まとめと試験