日本史特殊講義7A-Ⅰ
担当者小山 俊樹教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [史学科]
科目ナンバリングJPH-213

授業の概要(ねらい)

本講義は、近現代における日本政治史を扱う。具体的には、明治維新期から日清・日露戦争と立憲政友会の成立にいたる政治の動向を、日本政治の特質、および対外関係・経済変動などの視点から講義し、現代に通じる課題を提起していく。

授業の到達目標

受講生各位が近現代日本の歴史に関心をもち、明治期の政治・外交・経済の概略を説明できるようになること。

成績評価の方法および基準

試験の成績を重視する。さらに講義への出席を求め、総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書大学でまなぶ日本の歴史木村茂光ほか編吉川弘文館
参考文献

準備学修の内容

講義内で示された文献や、関連事項を扱う書籍を読み進めること。基本事項確認のため、高等学校での教科書・参考書などを参照してもよい。

その他履修上の注意事項

本講義は、細かい年代や事象の暗記を目的とするものではない。講義内容をもとに思考を重ね、自分自身の感想を持つようにしてほしい。

授業内容

授業内容
第1回ガイダンス・講義内容などについて
第2回維新政府の成立
第3回明治六年政変・士族反乱
第4回自由民権運動
第5回明治十四年政変
第6回民権運動の消長
第7回憲法制定過程
第8回大日本帝国憲法
第9回初期議会
第10回条約改正
第11回日清戦争(LMS上にて実施)
第12回日清戦後の政局
第13回立憲政友会の創設
第14回日露戦争
第15回日露戦後の日本/試験実施