担当者 | 小山 俊樹教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | JPH-229 |
大正・昭和期に議会政治家として活躍し、いわゆる「粛軍演説」「反軍演説」で知られた斎藤隆夫。陸軍の圧迫のなかで議員除名された斎藤は、戦時下の翼賛選挙で非推薦当選を果たし、戦後に復活した政党政治の担い手となってゆく。
本授業では、長い間その存在が知られながら、2009年になって初めて全面公開された斎藤の「日記」を題材に、参加者全員で輪読・報告する。同時代の政治家の眼を通して、戦前・戦後日本の政治や社会について理解を深めるとともに、近現代史料の読解や調査の方法を学んでいく。
①近現代日本の政治家が書いた「日記」を活字で読み、その文意を理解すること。
②「日記」に書かれた登場人物・事件・事項などを調査する能力を身につけること。
③他の史料などをもとに、「日記」の記述を検証できるようになること。
毎回の授業での報告を重視する。
また最終回にテストを行い、総合的に評価を行う。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 回顧七十年 | 斎藤隆夫 | 中公文庫 |
参考文献や資料を読み込み、担当範囲の政治や社会の動きを理解すること。
その上で、配布されたテキストの記述事項を幅広く調査し、その結果を報告に盛り込むこと。
授業への出席、および報告・質疑の内容を重視する。報告者はもちろん、その他の受講者も事前に予習を行い、質疑応答に参加することが求められる。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス・史料の概略と授業の進め方について(LMS上にて実施) |
第2回 | 昭和七(1932)年(1) |
第3回 | 昭和七(1932)年(2) |
第4回 | 昭和八(1933)年(1) |
第5回 | 昭和八(1933)年(2) |
第6回 | 昭和九(1934)年(1) |
第7回 | 昭和九(1934)年(2) |
第8回 | 昭和十(1935)年(1) |
第9回 | 昭和十(1935)年(2) |
第10回 | 昭和十一(1936)年(1)(LMS上にて実施) |
第11回 | 昭和十一(1936)年(2) |
第12回 | 昭和十二(1937)年(1) |
第13回 | 昭和十二(1937)年(2) |
第14回 | 昭和十三(1938)年(1) |
第15回 | 昭和十三(1938)年(2)/試験実施 |