| 担当者 | 飯島 雄大教員紹介 | |
|---|---|---|
| 単位・開講先 | 選択必修 2単位 [心理学科 2018年度以降] | |
| 科目ナンバリング | PSY-203 | |
心理実験では、様々な条件を操作することにより心理現象を検証する。よってどのように条件を設定するのかが重要になってくる。この講義では、データを適切に取得し、科学的に妥当な検証を行うための実験計画法について講義を行う。実験計画と解析手法は連動している。そのため前半は実験計画法とデータの取りかたについて学び、後半は統計ソフトウェア（R）を用いた実験データの解析方法について学ぶ。
・実験計画法について理解する。
・適切にデータを収集することができる。
・適切にデータを扱い、解析する方法を習得する。
小レポート（50％）、小テスト（50％）で評価する。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
|---|---|---|---|
| 教科書 | |||
| 参考文献 | 医療系データのとり方・まとめ方―SPSSで学ぶ実験計画法と分散分析 | 対馬栄輝・石田水里 | 東京図書 |
| 参考文献 | Rによるやさしい統計学 | 山田剛史・杉澤武俊・村井潤一郎 | オーム社 |
| 参考文献 | 実験心理学のための統計学 | 橋本 貴充・荘島 宏二郎 | 誠信書房 |
・実験計画と統計解析は密接にかかわっているため、心理統計の基礎を復習して臨むこと。
・授業を復習し、自身のリサーチクエッションをどのように検討するか考える。
・統計ソフトのプログラミングについて復習し、解析結果を適切に報告できるようにすること。
受講生の理解度や進捗によって、以下の授業内容や順番を変更することがある。
| 回 | 授業内容 |
|---|---|
| 第1回 | イントロダクション（オンライン） |
| 第2回 | 実験による実証 |
| 第3回 | データとその性質 |
| 第4回 | 研究計画を立てる |
| 第5回 | 対象を抽出する |
| 第6回 | 実験計画法 |
| 第7回 | ここまでの振り返り |
| 第8回 | Rの基本的な使い方 |
| 第9回 | 実験デザインと分析①：対応のあるt検定 |
| 第10回 | 実験デザインと分析②：対応のないt検定 |
| 第11回 | 実験デザインと分析③：１元配置分散分析（実験者間１要因分散分析） |
| 第12回 | 実験デザインと分析④：２元配置分散分析（実験者間２要因分散分析） |
| 第13回 | 実験デザインと分析⑤：反復測定分散分析①（実験者内１要因分散分析） |
| 第14回 | 実験デザインと分析⑥：反復測定分散分析②（実験者内２要因分散分析） |
| 第15回 | 実験デザインと分析⑦：分割プロットデザイン（混合計画２要因分散分析） |
