担当者 | 居郷 至伸教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [自己啓発支援科目] | |
科目ナンバリング | EDU-205 |
この授業では生活のなかにあるさまざまな課題を見出し、改善や解決に向けた支援のあり方について社会教育に求められる生涯学習の意義と課題を踏まえながら探求していく。社会に見られる諸課題の把握を通して、社会教育の現場ではどのように課題を実践に結び付けているのかを具体的な事例を読み解くことによって理解していく。また、授業の後半では生涯学習を支援することに関連した方法の紹介とミニ演習を取り入れ、支援の実践性に触れる機会を提供する。
・現代社会のさまざまな問題の所在を踏まえて生涯学習支援の意義や課題について理解できる。
・生涯学習に関する支援の実践例を通して支援の意義と課題を探求できるようになる。
・生涯学習をめぐる身近な支援課題を見出し、具体的な実践方法について習得することができる。
試験 60% 授業で説明した内容をもとにした知識、理解、論述力を問う。
平常点 40% 演習での取り組みやコメントシートの記述内容などを反映する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 指定しない。 | ||
参考文献 | 『ファシリテーションの教科書: 組織を活性化させるコミュニケーションとリーダーシップ』 | 吉田素文(2020) | 東洋経済新報社 |
・授業に関連した内容に触れている文章やデータに目を通し、その内容の理解、論点となる箇所を把握しておくこと。
・授業内で適宜課す小レポートの作成に必要な情報を入手しておくこと。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション――生涯学習が求められる社会的背景 |
第2回 | 生涯学習支援に関する理論と方法 |
第3回 | ライフスタイルの変化と生涯学習 |
第4回 | 「人生100年時代」における生涯学習の実践と支援 |
第5回 | 実践例から読み解く支援の意義と課題 |
第6回 | 就労支援事業をめぐる意義と課題――雇用環境の変化を踏まえて |
第7回 | 就労支援事業をめぐる意義と課題②――罹患者を対象として |
第8回 | 教育とケアを架橋する支援の課題と未来 |
第9回 | 授業中間まとめ(オンライン授業) |
第10回 | 生涯学習施設を活用した支援の検討 |
第11回 | 支援に関するさまざまな実践方法の紹介 |
第12回 | 生涯学習支援の関する実践へのアプローチ |
第13回 | 支援方法に関するワーク――問題解決への試み |
第14回 | 受講生が行ったワークの検討と解説 |
第15回 | 授業総括――実践的課題の再考を踏まえて |