総合国際経済Ⅱ
担当者吉岡 孝昭教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [国際経済学科]
科目ナンバリングECP-402

授業の概要(ねらい)

 総合国際経済Ⅰ、Ⅱを通して、帝京大学経済学部国際経済学科の4年間の「学び」の総まとめを行うことが本授業の狙いです。
 具体的には、帝京大学の建学の精神である、「努力をすべての基とし、偏見を排し、幅広い知識を身につけ、国際的視野に立って判断ができ、実学を通して想像力および人間味豊かな専門性ある人材の養成」に向け講義をします。
 このため、本授業では、ICT、グローバル、SDGs、金融、データサイエンス等を重点教育テーマに位置付け、国際経済学科での4年間の幅広い学びを再確認し、受講生が、困難に直面した時こそ自分で考え克服する力を磨き、これからの時代を生き抜くための「自分流」の生き方の涵養を目指します。

授業の到達目標

 実学の視点を踏まえ、就職にも備える形で、帝京大学経済学部国際経済学科の「学び」の総まとめを行い、以下の能力の獲得を目指します。
  (1)幅広い知識を身につけ、その知識を他者に説明できる。
  (2)国際的視野に立って判断できる、問題解決能力を身につけます。
  (3)実学を通して想像力および人間味豊かな専門性ある人材に必要な能力を身につけます。
  (4)講義を通して、社会人として必要な幅広い一般教養・マナー等を身につけます。

成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、中間・最終試験を80%程度にして総合的に評価します。
 ※成績評価の方法および基準は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書 特に指定教科書は用いず、PowerPoint等を活用して説明します。必要に応じて、プリントを配布します。
参考文献 学内外の図書館や各種データベース等を利・活用します。
参考文献 必要な参考書、資料などは、講義の中で随時紹介していきます。

準備学修の内容

 本講義は、総復習との位置づけであり、取り扱う範囲が広いため、時間の都合上、詳しい説明ができない場合があります。このため、「自調自考」(自ら調べ、自ら考える)を徹底してください。
 前回の講義内容をレポートに纏めるなど、復習を確実に行って下さい。

その他履修上の注意事項

 本講義は、対面授業で行う予定です。但し、今後の状況変化に応じては、大学側の指導に基づいた授業形態となる場合があります。
 対面授業時には、安全第一に努められ、可能な限り、毎回出席し、積極的な授業貢献をお願いします。出席時には私語は厳禁です。
 なお、大学側の指示により、今年度の授業実施予定表では授業回数は14回となっておりますが、授業期間中に1回分の授業をLMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式で実施し、学修時間の確保を図ります。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション(授業の進め方等)の後、テレワークについて学びます。
第2回グローバル市場でのDX (Digital Transformation)戦略について学びます。
第3回脱炭素をめぐる世界の動きについて学びます。
第4回グローバル・ローカル市場とブルーオーシャン戦略について学びます。
第5回国際経済リスクとその管理について学びます。
第6回国際経済で活躍するためのビジネス基礎力(基礎スキル、マナー等)について学びます。
第7回国際経済で活躍するためのビジネス基礎力(信頼される人材になる手法等)について学びます。
第8回国際経済で活躍するためのビジネス基礎力(目標達成法等)について学びます。
第9回国際経済で活躍するためのビジネス基礎力(トラブル予防・対処法等)について学びます。
第10回国際経済で活躍するためのビジネス基礎力(金融リテラシー等)について学びます。
第11回SDGsの事例研究について学びます。
第12回グローバル経済における経営学(経営戦略、マーケティング、財務管理等)について学びます。
第13回日本経済における会社を巡る諸問題(ESG等)について学びます。
※LMSにコンテンツを掲載するオンデマンド形式での授業の予定です。
第14回国際経済における諸問題について学びます。
第15回総まとめと試験・解説。
※各回の授業内容は、あくまでも当初の予定であり、今後の状況変化に応じて変更されることがあります。