行動規範論Ⅱ
担当者後藤 玲子教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングPHE-104

授業の概要(ねらい)

人の行いや在りようの豊かさに迫るケイパビリティ・アプローチについて話します。

授業の到達目標

人的資本論とも幸福論とも少し違うケイパビリティアプローチの特徴をつかむこと

成績評価の方法および基準

日常点、コミュニケーション・ペーパー、レポート

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『潜在能力アプローチ』 アマルティア・センーー経済学と倫理学後藤玲子
鈴村興太郎・後藤玲子
岩波書店
実教出版

準備学修の内容

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回アマルティア・センについて
第2回所得アプローチ:財と所得と資源をいかに分配するか
第3回効用アプローチ:快苦と願望と慎慮をどんな風に享受するのか
第4回機能アプローチ:行い(doing)/在りよう(being)をどのように実現するのか
第5回ケイパビリティ:福祉的自由への権利
第6回小括・質疑・ディスカッション
第7回行為主体的自由の保障と「支援された意思決定」について
第8回基本的ケイパビリティの平等
第9回はたしてケイパビリティは測定できるのだろうか
第10回小括・質疑・ディスカッション
第11回ケイパビリティ・アプローチの応用
第12回ケイパビリティ・アプローチの応用
第13回ケイパビリティ・アプローチの応用
第14回ケイパビリティにもとづく社会的選択
第15回総括・討議